市況
■株反落(26,656)。「新型コロナウイルスの感染拡大への警戒や米追加経済対策を巡る不透明感が重荷となった。もっとも英国と欧州連合(EU)が将来関係を巡る交渉で合意し、年明けの経済・市場の混乱が回避されたことが安心材料となった。クリスマスで商いも細り、方向感は乏しかった。朝方は英EU交渉合意を好感する買いが先行した。だが勢いは続かず、買い一巡感は下げる場面が多く続いた。国内で新型コロナの新規感染者数が連日過去最多となるなど、投資家心理が低下していることが影響した。中国・上海などを除き、海外の主要市場はクリスマスで軒並み休場。外国人投資家の商いが低調で、一方向に取引を傾けにくい環境だった。前日終値近辺での値動きがほぼ終日続き、日中値幅(高値から安値を引いた値)は80円弱だった。東証1部の売買代金は概算で1兆2547億円。東証がシステム障害で終日売買停止となった10月1日を除くと2019年12月25日以来1年ぶりの低水準だった。売買高は6億9480万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は764と、全体の3分の1。値上がりは1312、変わらずは112銘柄だった。閑散相場のなかで海運株は気を吐いた。郵船が前日に2021年3月期業績見通しを上方修正する見込みと明らかにし、同業他銘柄にも追い風となった」■債券軟調(利回り上昇0.015%)。「日銀が25日に実施した国債買い入れオペ(公開市場操作)が投資家の売り意欲の強さを示す結果となり、債券需給の緩みを警戒した売りが出た。日銀が実施した残存期間「10年超25年以下」の国債買い入れオペでは、応札額を落札額で割った応札倍率が5.71倍と今年2月以来の高水準となった。応札額が膨らんだためで、昼ごろの結果公表を受けて超長期債を中心に売りが広がった。新発30年物国債の利回りは前日比0.015%高い0.635%を付けた」
(為替)103.46-103.65のレンジ、17時は103.60近辺。ユーロは126.25/1.2182近辺
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