丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

丙丁童子の為替週報(07/09-07/13)  07/07記入

2018-07-07 13:51:25 | 2017年3月~2021年7月
  2018/7/9 から   2018/7/13         記入日 2018/7/7
1.来週の見通し
  ドル/円   109.00 111.00  
    6日に米中は予定通り追加関税・対抗関税を発動。表向き貿易戦争に突入した。なぜか かっての日米貿易摩擦よりも、両当事者が国内向けのみせかけのポーズをとってるだけのように私にも見えるのが不思議なのだが、覇権を争う両者が真剣だと考えるのが、表向きで、裏でこっそり世界分割の密約をしている時代劇の悪代官二人のようにも見える。安倍さんプーチンさんはどう見ているのだろうか。固定的にみるのではなく、多様な価値観に対応した柔軟・重層的な対応が必要なのだろう。ということで、中立的なレンジ予想は109-111ではないかと中立志向の予想とした。
   
   
   
   
   
  ユーロ/円   128.00 131.00  
    内憂外患と言われだしたドイツメルケル政権であるが、なんといってもメルケルの強みは後継者の不在だろう。ドイツにとっては最悪の弱点であるが、政治は表向き安定しているようにみえるのではないか。不幸なことにドイツ政治は極右の浸食におかされるがままとなるのではないか、気づいたときはもう手遅れではと懸念している。こちらも中立的予想を志向すれば こんなレンジかなといった予想である。
   
   
   
   
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2.先週の動き
  米中貿易摩擦の追加関税期限を6日に控え、先々週末の楽観的見方で始まった外為市場に対し、めずらしく本邦株は中国株の下落に歩調を合わせて週初から急落。円は「ボーと生きてんじゃネエヨ」と誰かに怒られたのか111.14の円安値をつけたあとは円高に。時差の関係で中国の先制攻撃となるのではないかとの心配も一部にあったが、そこは真珠湾を連想させないよう米国は5日に予定通りだ、6日も中国が即対抗関税を発動できるよう早い時間に追加関税を発動し、戦争しても見事な連携プレーで(中間選挙への中国の協力かと疑わせるほどで)あった。FOMC議事録は強い米国経済を認識しつつ貿易摩擦の経済への悪影響を懸念しつつの「それでも金利は上げます」との内容であった。政権内で ゴタゴタと移民問題でもめたメルケルもなんとか週央には収拾させたが、週末の米雇用統計は強い米経済を裏付けるものの、賃金上昇が意外に緩やかなもので、むしろ被雇用者側もよりよい職場を求め雇用環境の改善した今じっくり仕事探しを行っているのかと窺わせる内容のマダラ模様の統計となった。 ユーロは対円では安値圏での越週、円は110円台半ばでの越週となった。
 
 
 
 
 
 
 
 

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格納レポート
    180707__00来週の予想
    180707__01相場を考える.(長期的な経済・政治情勢、および、為替・株(日経/NYKダウ)のチャート分析です)
    180707__02先週の動き
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    20180702_06_経済指標実績
    20180630_06_一週間分日経メール
    20180709_13_経済指標来週の予定
    20180709_13_外交安保-時事国際_来週の予定
    みずほ銀行 「外国為替ダイジェスト」       180702~180706  (本邦祝日は休刊)
    三菱UFJ銀行 Daily Market Report   180702~180706


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