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人工知能(AI)を使った言語翻訳の精度が人間のプロを超え始めた。先行するのは独自の用語が多く、論理が分かりやすい医療や法律などの専門分野。深層学習(ディープラーニング)を翻訳に応用するスタートアップが台頭し、米グーグルや米マイクロソフトも技術開発を急ぐ。言語の壁に悩むビジネスマンにとって福音になるのか。(中略)機械翻訳では、小説など芸術性の高い文章より実務的な書類の方が処理しやすい。深層学習AIは、大量のデータを与えるほど賢く進化する。そこでロゼッタは医療や金融など専門分野に特化。日本語と英語の大量の対訳データをAIに学習させ、高精度を実現した。AI翻訳で世界をリードするのがグーグルだ。一般向けに公開する「グーグル翻訳」に16年、深層学習技術を適用して精度を飛躍的に高めた。画像認識や囲碁などで成果を出したAI技術を、言語にも応用した。マイクロソフトも負けていない。中国語から英語への翻訳精度が人間並みになったと18年に発表した。米フェイスブックは今年8月、英語をドイツ語に翻訳するAIが、人間の精度を超えたと学会で認定された。(中略)観光分野で存在感を高めているのがソースネクストだ。同社の自動翻訳機「ポケトーク」は持ち運びが可能で、海外でも電源を入れるだけで使える手軽さが評価され、累計出荷台数が50万台を超えた。ANAホールディングス子会社が研修に採用するなど、大手の導入も進んでいる。(日経 記事より)
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