海外市況
〇ダウは反発(22327)「米政府の大規模な経済対策が前週成立し、景気への過度な懸念が後退したうえ、新型コロナウイルスのワクチン開発への期待も高まり、買いを後押しした。月末とあって、今月の急落で低下した株の構成比を元に戻すリバランス(資産構成の再調整)の買いも入りやすかった。9月までにワクチンの臨床試験を開始すると発表した医薬・日用品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が8%上昇し、ダウ平均を押し上げた。3月に入って下げが目立っていた石油のシェブロンや金融のJPモルガン・チェースなどの上げが目立った。大型ハイテク株が軒並み大幅高となった」。〇原油は続落(20.09)「トランプ米大統領が、全国民に求めている行動制限を当初の3月末から4月末まで延長すると発表した。長期化による経済の停滞で原油需要が一段と落ち込むとの懸念が強まった。一時は19.27ドルまで下げた。2002年2月以来、18年ぶりの安値。30日にはトランプ氏とロシアのプーチン大統領が電話会談で原油市場に関する2国間協議を開催することで合意した。ただし市場への影響は限られた」、金は続落(1643.2)「外国為替市場でドルが対主要通貨で買われ、ドルの代替投資先とされる金の売りを誘った」。
〇米国債は反落(利回り上昇0.73%)「米株式相場が大幅に反発して終え、相対的に安全資産とされる米国債の重荷となった。新型コロナウイルスのまん延を受けた米経済活動の落ち込みが長引くとの見方から、債券買いが優勢になる場面もあった。米株式相場が午後に上げ幅を拡大し、主要株価指数が3%あまり上げて終えた。前週から戻りを試す展開となっており、リスク回避姿勢が強まった局面で買われやすい米国債からの資金流出につながった。午前は買いが先行し、債券相場は高く推移する場面もあった。トランプ米大統領が29日、全国民に求めている行動制限の期限を4月末まで延長した。米国ではニューヨーク州を中心に感染者数が急増しており、米全体は15万人を超えた」。
〇日経平均先物夜間引けは、19100。
〇(為替)「新型コロナウイルスの感染拡大の収束の兆しがみえず、低リスク通貨の円に買いが優勢だった。ただ、米株相場は大幅上昇し、低金利で投資資金の調達通貨とされる円には売りも出て、方向感は乏しかった。」
14:00更新
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