市況
株反発(23084)「中国・上海や香港などアジア株の上昇を受けて投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、買いが優勢だった。短期志向の海外勢などが株価指数先物に買いを入れると、現物株も歩調を合わせて上昇する展開になった。新型肺炎の感染拡大は引き続き投資家心理の重荷となった。きょうの日本株を支えたのはアジア株の上昇だった。特に前日に急落した上海総合指数が香港ハンセン指数の堅調な推移や中国当局による積極的な資金供給を背景に持ち直すと、日本株の一方的な下げに対する警戒感も後退した。日経平均は朝方に下げ幅を100円超に広げた後は、次第に買いが優勢となった。ただ、新型肺炎の感染拡大には歯止めがかからず、企業の生産活動遅延などの影響も広がっている。積極的な買いを見送る投資家も多く、日経平均の戻りも限定的だった。11月の米大統領選に向けた野党・民主党の候補者選びの初戦として、日本時間4日に中西部アイオワ州で開かれた党員集会の結果が出るのを前に、様子見ムードも広がりやすかった」。債券反落(利回り上昇マイナス0.055%)「日経平均株価が上昇し、債券売りが優勢だった。財務省が実施した10年債入札は一定の需要を確認する「無難な結果」と受け止められ、利回りの上昇幅が縮小する場面があった。他の年限の現物債も売られた。30年債利回りは前日比0.010%高い0.390%、40年債は同0.010%高い0.415%に上昇した。」市況関連ニュース(02/04_夕) | ||||||||
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