市況
■株大幅反発(19638)「新型コロナウイルスの感染拡大に伴う米国の経済活動の停滞について、トランプ大統領が事態の早期収拾に向けた計画を早期に示す姿勢を示したとの一部報道を受け、市場の安心感が高まった。上昇幅を広げる展開となり、1万9700円台を付ける場面もあった。中国税関総署が同日発表した3月の中国の貿易統計で、米ドル建ての輸出が前年同月比6.6%減と市場予想よりも減少幅が小さかったことも、投資家による中国経済への過度な警戒感を後退させた。米株価指数先物「Eミニ・ダウ工業株30種平均先物」の6月物は一時、400ドル超高となり、(日本株)先物の買いを誘った。日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は一時、約1カ月ぶりの水準まで低下した。リスクが取りやすくなった投資家の買いが広がった。13日に2020年3月期の最終損益が7500億円の赤字になると発表したソフトバンクグループ(SBG)は前日比220円(5.2%)高の4420円で取引を終えた。日経平均に大きな影響を与える同社株の上昇は指数の押し上げにつながった」。■債券 軟調(利回り上昇0.005%)「13日の米債券相場が下落し、国内債にも売り。在宅勤務の拡大で市場参加者の動きは鈍く、プラス圏の利回りで国債を手放す投資家は少ない。このため金利上昇の勢いは限られた。長期金利は一時0.010%まで上昇した。FRBが買い入れペースを鈍らせるとの見方から連休明け13日の米債券相場が下げたのが国内債相場の重荷に。3月の中国貿易統計で米ドル建て輸出の減少率が市場予想より小幅にとどまったとの見方から日経平均株価が一時600円あまり上昇したことも相対的に安全資産とされる債券相場の押し下げ圧力。超長期債の利回り上昇が目立った。新発20年物国債の利回りは一時、前日比0.020%高い0.345%と2019年5月23日以来およそ11カ月ぶりの水準に上昇。新発30年債利回りは同0.015%高い0.460%と1月21日以来およそ3カ月ぶりの高水準となった。来週21日に20年債入札を控える一方、日銀による超長期の国債買い入れオペ(公開市場操作)は24日までないため、目先の債券需給の緩みを警戒した売りが優勢だった」
市況関連ニュース(04/14_夕) | ||||||||
日経平均 | ||||||||
新興株 | ||||||||
アジア300 | ||||||||
本邦国債 | ||||||||
為替17時 | ||||||||
欧州国債 | ||||||||
上海株 | ||||||||
人民元 | ||||||||
日経市況 | ||||||||
Reuters | ||||||||
市場記事 | ||||||||
その他 | ||||||||