市況
■株反落(28991)。「日米の主要な企業の決算発表を前に持ち高調整の売りが優勢となっている。新型コロナウイルスの感染拡大を巡っては変異ウイルスへの警戒が広がる。4都府県(東京、大阪、京都、兵庫)を対象にした緊急事態宣言の期限が延長されるとの懸念もあり、内需関連株の一部には売り。市場参加者の決算発表への警戒感は強い。大引けにかけては持ち高調整の売りに押されて日経平均も下げ幅を広げた。週内に米国の主要なハイテク企業の決算発表が相次ぐことから、東京市場でも相場変動に備えて買い持ち高を手じまう動きがあるとの指摘も。昼休み中には日銀が金融政策決定会合の結果を発表。従来の大規模な金融緩和政策の維持を決めた。「展望リポート」では国内総生産(GDP)成長率の見通しを引き上げる一方で、物価見通しを引き下げた。従来の緩和姿勢に変化はないとの受け止めから、午後の株式市場では取引材料にはならなかった。東証1部の売買代金は概算で2兆4409億円。売買高は11億5937万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1338と、全体の約6割を占めた。値上がりは749、変わらずは103銘柄」。■債券軟調(利回り上昇0.080%)。「持ち高調整の売り、大型連休後に債券需給が緩むとの警戒感も現物債の売り。日銀は28日夕に5月の国債買い入れオペの運営方針を公表。4月に続いて買い入れを減らすとの思惑。26日の日銀国債買いオペで投資家の売り意欲の高まりが確認された、5月は超長期債の入札が毎週実施されることも目先の需給不安。金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策を維持と決定。「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では携帯通信料の引き下げなどを考慮して2021年度の物価見通しを下方修正したが、予想に沿った結果だったとして債券相場の反応は限られた。幅広い年限の国債に売りが出た。中期債では新発5年物国債の利回りが前日比0.005%高いマイナス0.100%。超長期債では新発20年債利回りが0.005%高い0.440%」。
(為替)108.10-108.38のレンジ、17時は108.33近辺。ユーロは1.2066-1.2086のレンジ、17時は130.78/1.2070近辺(日銀「外国為替市況」より)
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