市況
■株続伸(20595)。「米中貿易摩擦への過度な懸念が後退したことを背景に短期筋による買いが断続的に入った。新型コロナウイルスの感染拡大で停滞していた経済活動の再開への期待も買い安心感につながり、3月6日(2万0749円)以来の高値を連日で更新した。4営業日連続の上昇は4月3日~8日以来、およそ1カ月半ぶり。米中問題を巡っては、米トランプ大統領が米中貿易交渉の第1段階の合意は破棄しない姿勢だとの報道を受け、関係悪化への不安感が後退。米株価指数先物が上昇し、国内指数も連れ高した。FRB議長や米財務長官らが相次ぎ景気刺激策に前向きな姿勢を示したことで、市場心理が改善。国内でも緊急事態宣言が続く8都道府県のうち、大阪府など2府1県で21日にも解除されると伝わったことも買いを支える要因。米モデルナが開発中の新型コロナワクチンを巡る不安感もあり、朝方は上値が重かった。だが薄商いのなかで、緩やかに上げ幅を広げた。ソニーが完全子会社化するソニーFHは上昇。古河電、住友電が買われたほか、スクリンやアドテストも高い。一方、富士フイルムとデンカが売られたほか、東京海上やT&DHDが下げた。ソニーも安い」。 ■債券軟調(利回り上昇ゼロ%)。「第2次補正予算に伴う国債増発による需給悪化懸念が引き続き意識されたほか、20日の日経平均株価が上昇したことで比較的安全とされる債券には売りが優勢だった。財務省が実施した20年債入札の最低落札価格は101円20銭と、市場予想(101円15~10銭)を上回った。応札額を落札額で割った応札倍率が4.25倍と、前回(3.58倍)から拡大したほか、小さいほど好調な入札とされる平均落札価格(101円26銭)と最低落札価格の差(テール)も6銭と、前回(11銭)より縮小した。強めの入札結果を受けて、超長期債の利回りは低下した。20年国債利回りは0.330%、30年国債利回りは0.460%だった。市況関連ニュース(05/20_夕) | ||||||||
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