2018/2/26 | から | 2018/3/2 | まで | 記入日 | 2018/2/25 | |||||||||||||||||||
1.来週の見通し | ||||||||||||||||||||||||
日経平均 | 21,000 | ~ | 22,500 | |||||||||||||||||||||
米株が好調な割に 日本株がさえない。 1.アメリカはトランプのインフラ投資で好景気継続むしろインフレ懸念が高まっており、FRBの金融引き締めで景気に水をさすのではないか、再度、割高な株価が急落するのではないかという不安とのせめぎあいである。しかし、本格的なインフレになれば 最も上昇するのは物価とならんで株価であるので、インフレそのものが株価の下落要因ではない。2.これに対し日本は物価の上昇がみられず、インフレ懸念はあたらない。消費税が予定通り引き上げられれば、むしろ景気抑制に働き物価も株価も抑制される。アメリカがインフレでドルの通貨価値の下落となると、いくらバズーカで量的緩和策をとってもドルほどには円の通貨価値はさがらない。 円高は日本の主力株(輸出産業)にとりマイナス といった 点が原因であろうか。 日本の景気も決して悪くないし企業業績もよい。したがってアメリカ株が上昇すればそこそこは上昇するが、逆に株価全体が下げた時の下げ幅は日本株のほうが大きいといったところであろうか。ということで、そこそこ上昇するが、さげる時はどんと下げるという予想レンジとした。 | ||||||||||||||||||||||||
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