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米上院の主導権がかかるジョージア州の2議席の決選投票を前に、著名な献金者から一般の小口献金者まで、全米からの寄付がヒートアップしている。
広告調査会社アドインパクト(旧アドバタイジング・アナリティクス)によると、投票日まで残り3週間の両選挙は現時点ですでに選挙運動費が米上院選史上屈指の水準に達する見通しとなっている。2つの選挙はそれぞれ、共和党現職のケリー・ロフラー、デビッド・パーデュー両氏に民主党のラファエル・ ワーノック、ジョン・オソフ両氏が挑む。11月3日の選挙で得票率50%を超える候補がいなかったため、決選投票に持ち越された。調査会社オープンシークレッツによると、選挙運動費は上院選史上7番目の規模となる見込みだ。莫大な資金が流れ込んでいることは、この選挙が両党にとっていかに大きなものであるかを物語る。 (以下 小見出しと文末 原文をお読みください)
■2議席の行方で上院の勢力図が確定
■献金者リストに並ぶ大物実業家の名前
■いずれの陣営も資金調達が増加
■テレビで大規模キャンペーン展開
上院リーダーシップ・ファンド(共和党)のスティーブン・ロー委員長は、FOXニュースのインタビューで新たな数字を強調した。「むろんお金が全てではないが、資金調達の動向は熱気を示す重要な先行指標だ」だが、ジョージア州でパーデュー氏を応援する共和党献金者のダン・エバーハートさんは、11月の上院選で敗れた民主党候補の多くも豊富な資金力を持っていたと指摘し、もっと慎重な受け止め方を示す。エバーハートさんは言う。「そうした事実があっても、両党ともジョージアに有り金すべてを注ぎ込もうとするだろうが、その金で何が得られるのかは疑問だ。資金の一部を(2022年の)中間選挙のために銀行に預けておいたほうがいいかもしれない」(*日経 FT記事より)写真:米上院ジョージア州決選投票の期日前投票が始まった14日、有権者は投票所前に列をつくった=ロイター
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