海外市況
ダウ続落(26957)「連日急落した後とあって自律反発狙いの買いが先行したが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を嫌気した売りに押された。ダウ平均は午前中に461ドル上げる場面があった。前日までの2日間で1911ドル下落した反動に加え、値ごろ感が意識されたとの声があった。買い一巡後は急速に伸び悩み、午後に下げに転じた。26日はブラジルで新型コロナの感染者が初めて見つかり、米国でも感染が拡大しつつある。「感染が収束に向かう時期や経済的な影響が全く予測できない」との見方が買い手控えにつながった」。原油続落(48.73)「一時は48.30ドルと期近物として2019年1月上旬以来、ほぼ1年1カ月ぶりの安値をつけた。午前は買い優勢になる場面があった。EIAが26日発表した週間の石油在庫統計で原油在庫が小幅な増加にとどまり、市場予想ほど増えなかった」、金は続落(1643.1)。債券続伸(利回り低下1.34%)「1.34%で終えた。一時は1.30%と25日に付けた過去最低に顔合わせした。相対的に安全資産とされる債券への買いが続いた。新型コロナは世界に拡大し、26日はギリシャのほかブラジルでも初めて感染者が確認された。イタリアや韓国での感染者の増加も続き、ヒトやモノの移動が制限され、景気の下押し圧力になるとの見方が強まった。米金利先物の市場動向から金融政策を予想する「フェドウオッチ」によると、年内に3回(1回当たり0.25%)の利下げを見込む確率は80%にまで高まっている。「早い段階で米連邦準備理事会(FRB)は景気対策の利下げを迫られる」との見方が強まったことも、債券買いにつながった。朝方は売りが強まる場面があった。米商務省が26日に発表した1月の新築一戸建て住宅販売件数は、前月比7.9%増の76.1万戸と市場予想(71.1万戸程度)を上回り、2007年7月以来の高水準だった。米経済の底型さを意識した売りが出た。10年債の最高利回りは1.38%だった。金融政策の影響を受けやすい2年物国債相場も5日続伸した。利回りは前日比0.06%低い1.16%で取引を終えた。一時は1.13%と17年1月以来の低水準を付けた。FRBが早期の利下げに動くとの思惑による買いが続いた」。日経先物夜間引けは22250。15:10更新市況関連ニュース(02/27_朝) | ||||||||
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