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本文は長いので、 自分なりに要約してみました。(本文を読んで確認してください)
1.HFT業者はコロケーションと呼ばれる東証のコンピュータセンター内にサーバーを置き、他よりもマイクロ秒の単位で「アローヘッドの」場立ち情報でさえ早く得ている。
2.機関投資家の大口取引のため大手証券会社はダークプールと呼ばれる「証券会社内で注文をマッチングさせる仕組」みをもっている。
3.マッチングされた取引の情報は場立ちのための瞬時処理可能な「アローヘッド」ではなく、ToSTNeTシステムに伝達する仕組みとなっている。これは金融庁の監督指針改正時に「東証の立会外で成立」した取引と取り扱う必要があったからである。
4.(何社かの)HFT業者はダークプールを運営する大手証券会社から、証券会社内でマッチング成立した取引につきToSTNeTで掲示されるよりも(数ミリ秒)前にインディカティブ・フィル(仮約定通知)を受け取っている。
5.大量の大口注文が機関投資家から大手証券会社の運営するダークプールにだされ、その一部が成約した場合、成約した取引は5ミリ秒後にToSTNeTシステムに伝達されるが、仮約定通知はHFT業者に即時に伝達される。
6.一部約定したこと、大量の約定残があること、をHFT業者は一般投資家よりも数ミリ秒早く知ることとなる。
7.この数ミリ秒の間に、一般投資家との間にHFT業者が割り込み、売買益をあげる可能性がある。(売り注文をだした機関投資家から安く買い一般投資家に高く売る、あるいは買い注文を出した機関投資家に高く売り一般投資家から安く買う)(*日経 記事より)
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