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焦点はイラン国内の世論の動きで、革命防衛隊とそれを支える「シーア過激派」を抑え込む動きとなるかだ。その中で最高指導者(シーア派イスラム教の最高指導者)から和平に向けたメッセージを受け取ったからこそ、世論を和平に向わせまいとする過激派がアメリカを挑発する動きに拍車をかけたとみるのが正しいのではないか。中国のように過激派側にたって反米感情を扇動するような言動をせず、最高指導者からの「和平に向けた言葉」をひきだしたことの意義は大きい。これがイラン国民世論に反映し、「跳ね上がった」シーア過激派を孤立化させれば、それが最大の成果といえるだろう。シーア過激派の跋扈を許すイランに責任があるとの米側の主張は正しい。米ーイラン対話にはまだまだ先があるだろう。しかしシーア過激派を国民世論から浮かせる第一歩に(ある種政治リスクを買って出た)ハメネイ師の発言がなることを望みたい。
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