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TOTOがデジタル技術でトイレを刷新する。数年内に投入するのは、便座をセンサーにして利用者の体調を把握する「ウェルネストイレ」。毎日必ず使う特性を生かし、食事や生活習慣に対する助言など新事業に乗りだす。「トイレのビッグデータ」を活用し、温水洗浄便座に続くイノベーションで新市場を開拓する。
朝起きて、トイレに行き、用を足す。部屋に戻りスマートフォンを手に取ると、メッセージが届いていた。「あなたのダイエットはアンバランスです。サーモンやアボカドサラダがお薦めです」。
中略 以下 見出しと文末のみ 原文をお読みください。
■血流や心拍数、センサーで収集
■生体情報ビジネス激戦
個人の生体情報を巡る競争は激しさを増している。
米アップルは腕時計型端末「アップルウオッチ」を通じ、医療分野への参入を試みる。内蔵の電気心拍センサーによる心電図の計測機能を日本でも提供し始めた。米グーグルは今年1月、ウエアラブル機器大手の米フィットビットを買収した。
米調査会社IDCによれば、20年7~9月に世界で約1億2500万台のウエアラブル端末が出荷された。腕時計型や耳装着型を中心に前年同期より35%増えた。呼吸器にダメージを与える新型コロナの影響で、血液中の酸素濃度を測定する機能に注目が集まっている。トイレメーカーも無縁ではいられない。パナソニックは18年に中国で、潜血や尿酸値などを測定可能なトイレを発売した。TOTOがウェルネストイレをどれだけ早く具体化できるか、スピードが問われる。生体情報は病気の推定などプライバシー侵害につながりかねない。機能の進化と同時に、サイバー対策でも万全の体制が求められる。
(*日経 記事より)図も
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