旧為替週報 2013/4/6

2013/4/8

から

2013/4/12

まで

記入日

2013/4/6

１．来週の見通し

ドル／円

96.00

100.00

～

大きなサプライズだった日銀の大幅金融緩和だったが、心配は市場は貪欲でこれで満足することはないとう点であろう。「もっと、もっと」というおねだりに当面日銀が答える期待はできない（政策の効果の検証が必要な）ので、本邦経済指標発表に注目が集まろうが、こっちはそんなにすぐには効果は期待できないので、まだ「くらーい」数字が並ぶものと思われ、それが相場に反映されると乱高下となる可能性も否定できないだろう。ただ、通貨供給量を確実に増加させていくことが実施されれば(正確には５．特記事項の竹中教授論文参照）、アメリカが現状のペース以上に増加させることはないと思われる以上、円安（円の通貨価値の下落）は論理的必然として実現されるものと考える。経済指標や政府・日銀高官発言に乱高下する可能性は否定できないが基調円安の展開を予想する。

ユーロ／円

124.00

128.00

～

ドル/円とパラレルに動くのが不思議に著者には思えるユーロ/円であるが、先週末は１２７円台のユーロ高値を示現し高値圏での越週となった。報道がないのをいいことに選挙後１ケ月たつイタリアでいまだに組閣もできない再選挙も公示されない異常事態が忘れられているのも不思議でしょうがない。いったいどこのバカがユーロなんて買うんだと憤慨してもしょうがないのだろうが、イタリア・スペインの国債市場も落ち着いている。基調レンジ内の相場展開（ドル/円とは異なりレンジに戻される展開）を予想したい。

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丙丁童子

格納ﾚﾎﾟｰﾄ

20130406

_01来週の予想　予定

20130406

_02先週の動き

20130406

_03先週の経済指標等