市況
■株続伸(23296)。「新型コロナウイルスの治療法やワクチンを巡る期待感からリスク許容度が高まった。一時、400円超上昇し、新型コロナウイルスの感染拡大で株価が世界的に急落する前の2月21日の水準(2万3386円)を一時上回った。日経平均は米ダウ工業株30種平均の先物相場と歩調を合わせるように上昇。先物主導で現物株にも買いが入った。経済活動の再開への期待から景気に敏感な割安株を中心に物色の矛先が向かった。「売られていた銘柄を買い戻す動きが広がり、まんべんなく買われた」、とりわけ大きく上げたのは感染拡大が収束すれば利用客の回復が見込めるとされている空運で、ANAHDが大幅に上昇した。銀行も上げたほか、鉄鋼、非鉄金属など景気敏感銘柄の上昇が目立った。東証1部の売買代金は概算で2兆1242億円で、14日以来7営業日ぶりに2兆円台となった。売買高は12億989万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1643と、全体の4分の3を占めた。値下がりは467、変わらずは63銘柄だった。」■債券軟調(利回り上昇0.025%)。「新型コロナを巡る新たな治療法やワクチン開発への期待から投資家のリスク選好姿勢が強まり、相対的に安全な資産とされる債券には売りが出た。もっとも、下値は堅かった。財務省が25日実施した20年物国債入札が「順調」な結果と受け止められた。20年債入札では最低落札価格が99円90銭と日経QUICKニュースがまとめた市場予想の中心(99円80銭)を上回った。小さいほど好調な入札とされる平均落札価格(99円94銭)と最低落札価格の差(テール)は4銭と、前回(7月21日、5銭)から小幅に縮小した。債券需給の緩みに対する警戒が和らぎ、債券相場を下支えした。入札の結果を受けて現物債では20年物国債利回りが一時、前日比0.015%低い0.395%を付けた。その後は超長期債の入札が今後も短期間で続くことへの警戒から売りも出て、足元では0.405%で推移している」。
(為替)17時は円は106.20近辺、ユーロは125.65/1.1830近辺。リスクONでのドル買い基調だが、「ジャクソンホール会議」を前に様子見ムード。
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