海外市況
〇ダウ続伸(22552)「新型コロナウイルスに対処する大型経済対策が早期に実現するとの期待から、幅広い銘柄に買いが優勢となった。ダウ平均は引けにかけ上げ幅を広げ、この日の高値圏で終えた。上院は25日、2兆ドルの経済対策法案を賛成多数で可決。家計向けの現金支給や中小企業向けの事実上の給与補填制度、飲食や航空会社などの支援。成立には下院での法案可決とトランプ米大統領の署名が必要だが、週内にも成立すると見込まれている。パウエルFRB議長は26日、「政策手段に限界はない」。経済対策に加えて、FRBによる緩和的な金融政策や金融市場などへの資金供給が景気を支えるとの期待を誘った。航空機のボーイングが約14%上昇。1銘柄でダウ平均を約147ドル押し上げた。原油価格の急落を背景に足元で売り込まれていた石油株も買われた」。〇原油反落(22.60)「需要の減退観測が強まった。一段の増産観測が根強いことも売りにつながった。EIAが25日に発表した週間の石油在庫統計で米原油在庫は9週連続で増えた。主要産油国の増産で、需給が一段と悪化する」、金は上昇(1651.2)「26日発表の新規失業保険申請件数は前の週から急増し、過去最大(328万件)。米連邦準備理事会(FRB)が一段と緩和姿勢を強めるとの見方が、金利の付かない金先物への買いを誘った」。
〇債券反発(利回り低下0.85%)「景気懸念が高まるなか、相対的に安全資産とされる米国債には買いが集まった。FRBの巨額の資金供給で市場に流動性が戻りつつあり、流動性不足への過度な懸念が後退したことも買いにつながった。NYーク連銀は26日、商業用不動産ローン担保証券(CMBS)の買い入れを発表。FRBは速いペースで米国債などを買い入れ、資産供給を強めている。26日に行われた7年物国債の入札で需要が「非常に強かった」と受け止められたことも買い材料となった。上値は限られた。2兆ドル規模の大型経済対策が近く成立する見通し。資金調達のため国債の増発があり、需給悪化を懸念した売りも出やすい。26日の米株式相場が大幅に上昇したことも売りにつながった」。
〇日経先物夜間引けは19100。 14:15更新
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