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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は30日、小惑星のかけらを入れた探査機「はやぶさ2」のカプセルが地上に到達する時間を発表した。日本時間の12月6日午前2時47~57分ごろ、オーストラリアの砂漠に着地する見通しだ。探査機は順調に飛行を続けているという。
はやぶさ2は5日午後2時半、地球から約22万キロメートルの地点でカプセルを切り離し、地球に投下する予定だ。カプセルは6日午前2時28~29分ごろに大気圏に突入し、約20~30分後に豪州南部ウーメラ地区の砂漠に着地する見通しだ。
JAXAのカプセル回収班はウーメラに到着し、カプセルを探すためのアンテナの設置などの準備作業を進めている。
はやぶさ2は11月26日にカプセルをウーメラ地区に投下するための軌道修正に成功。着地範囲の精度を高めるための軌道修正を12月1日に実施する予定だ。カプセルを5日午後に分離した後、地球圏から離脱するために軌道を変更する。
津田雄一プロジェクトマネージャは記者会見で「(26日の)軌道修正は非常に緊張を強いられたが、完璧な結果で安心している。(カプセル分離後の軌道変更に)もう一度気を引き締めて取り組みたい」と語った。
(*日経 記事より)イメージ:小惑星の試料が入ったカプセルを切り離す探査機はやぶさ2のイメージ=池下章裕氏、JAXA提供
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