壁にこだわるトランプ大統領への不安、与党の共和党議員とさえ確執といった政策実行能力への懸念が特に株式市場に影を落とした。債券・為替は週末のジャクソンホールでの中銀総裁そろい踏みの中イエレンFRB議長が「金融の安定」というテーマで何を語るのだろうか。「利上げは?」中銀資産縮小開始にあたって何か本音がでるのでは?と動きがとれない状況。そもそも「ありえない期待」に大きく上昇したNYKダウはトランプ就任後、本格的な調整場面をみておらず、個人的には「山高ければ、谷深し。」を懸念しているのだが、調整の引き金はこの債務上限問題となるのであろうか?
為替 170824日経円NY 米債(日経有料)170824日経米債NY 商品(金・原油)170824日経商品NY 株式 170824日経NYダウ |
直接の円相場への影響は限られるが、タイの動向にも要注意、赤シャツ 黄シャツの対立の激化が懸念される。
タイ、コメ政策巡り前首相に判決(25日) 経済疲弊、政治対立再燃も (日経有料) 170825日経01
判決日は自宅待機を タイ前首相、支持者に訴え 170825日経02
技術動向
新型のスマートフォンに関するニュースが大々的に報道されているが、地味な記事だが注目したい記事がある。アップルが アップルテレビを4k対応とするらしい。 近い将来家庭内の家電をインターネットで結ぶIoTが本格化すれば、そのサーバおよび統合コントロール機能をどの家電が担うのか、「スピーカー付リモコン」は不要な家電をひとつ追加することとなるので、やはりテレビも有力な候補の一であろう。こういった観点から注目したい。(iPhone Maniaより) 170825その他01