丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

丙丁童子の為替週報(02/25-03/01)  02/23記入

2019-02-23 17:29:29 | 2017年3月~2021年7月
  2019/2/25 から   2019/3/1         記入日 2019/2/23
1.来週の見通し
  ドル/円   109.50 111.50  
    注目を集める米中協議であるが、閣僚級協議を2日延長し、覚書を作成中で 交渉自体は2-3ケ月延長、一方で3月中に米中首脳会談との報道がされている。事前にトランプ自身がツイートした方向性であり、市場の報復が一番怖いトランプもさすがに、裏切れば、自殺行為と認識しているだろう。極東では米朝首脳会談が予定されているが、一方で気になるのがイスラエルの好き勝手の、シリア空爆についにイランが報復するのではないかという中東情勢、中米ベネズエラの情勢ではないか。 メインテーマの米中協議は期待通りの一時休戦ムード、中米・中東では予想範囲内ではあるが、軍事的緊張が相場を動かす要因となりうるのではなかろうか。 一時的休戦も決して根源的合意がされたわけではないので、破るための覚書を、どのタイミングでどちらが明示的に覚書違反し、それを黙認するのか騒ぐか、仮に、モラー特別検察官のロシア疑惑報告後も生きながらえたトランプが大統領再選に向けた政治ショーをどう展開していくのか、民主党の指名争いの展開と米景況(特に物価)を注目しつつ、そのストーリー建てを考えて相場予想をする必要がありそうだ。
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  ユーロ/円   124.00 127.00  
    3月末の英国のEU離脱期限が刻々と近づいているが、混迷が深まるばかりで、日本メーカーの英国撤退が相次いでいる。一帯一路の爆買いで出口が見えたというのはどうも錯覚(幻覚?)だったようで、出口に到達したと思ったのは夢だったのかもしれない。英国離脱の混乱で、ECBが欧州景況の現状を正確に判断できず、金融政策が後手にまわる可能性もある。中国減速の影響ももしかしたら 日本より欧州のほうが大きいのかもしれない。欧州の景況指数(失業率等)/景況そのものには要注意ではないか。
   
   
   
   
   
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2.先週の動き
   月曜日はプレジデントデーで米国休場(かってのワシントン誕生日とリンカーン誕生日をまとめたものらしい)週末の米中閣僚級協議に関心が集まる中、先週の「非常事態宣言」への反応もでだし、週末には議会で無効に向けた決議案が提出された。米中協議に関してはトランプがたびたびツイート、市場誘導ともとれる口先介入で、延長や協議への柔軟な姿勢をたっぷり思わせぶりに発言。週半ばにはFOMC議事録要旨(1月分)が発表され、週末にはトランプ選任のFRB副議長が発言、膨大なFRB資産の縮小には手をつけず、利上げは打ち止めとの姿勢を明確とした。週末発表の米景況指数はまだら模様ながら市場予想よりは低下するものもあらわれたが、FRBの緩和姿勢に支えられ、NYダウは26000ドルにのせて越週となった。一方、中東ではイスラエルのシリア領内空爆にイランが警告、注目のベネズエラではついに死者のでる騒ぎとなっており、米国の軍事行動も懸念される。 円は狭い範囲ながら(110.40-110.95)110円台後半で推移、110.70近辺での越週、ユーロも124.70-125.95のレンジで125.40近辺の越週となった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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格納レポート
    190223__00来週の予想
    190223__01a相場を考える.(長期的な経済・政治情勢、の分析・現状認識です)
    190223__01b相場を観る.(中長期的な為替・株(日経/NYKダウ)のチャート分析です)
    190223__02先週の動き
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    2019   年相場の動き                                
    みずほ銀行 「外国為替ダイジェスト」       190218~190222  (本邦祝日は休刊)
    三菱UFJ銀行 Daily Market Report   190218~190222


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