海外市況
コロナ感染拡大で朝方リスクオフ、ギリアドやファイザーの治療薬・ワクチン開発進展報道に午後はリスクオン。 株(特にナスダック)・原油強く、債券は軟調(利回り若干上昇)■ダウは反発(26075)。「バイオ製薬のギリアド・サイエンシズが10日、コロナ治療薬「レムデシビル」を重症患者に投与した臨床試験で死亡率が62%低下し、症状も改善したと発表した。同日、製薬のファイザーとワクチン開発で提携する独バイオ企業のバイオファーマシューティカル・ニュー・テクノロジーズは米ウォール・ストリート・ジャーナル紙に対し、ワクチンを年内に承認申請する見通しを示した。」
■原油は反発(40.55)。「IEAが10日公表した月報によると、20年の世界の石油需要は前年比790万バレル減の日量9210万バレルになる見通し。4~6月期の上振れを反映し、6月時点の予想から40万バレル引き上げた。新型コロナウイルスのまん延を受けた経済活動の制限が徐々に緩和され、原油需要が予想より持ち直した。」、●金は小幅反落(1801.9)
■米国債は反落(利回り上昇0.65%)。「10年債利回りは早朝の時間外取引で一時0.56%と約2カ月半ぶりの低水準を付けた。米ジョンズ・ホプキンス大学によると、米国の1日当たりの新規感染者数が9日に過去最多となった。米経済活動の正常化が遅れるとの見方から、相対的に安全な資産とされる米国債は買いが先行した。2年物は0.15%」
■日経平均先物夜間引けは、22610。
■(為替)106.64-106.95のレンジ、対ユーロでも若干円高。「10日発表の6月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.2%下落した。サービス価格の低下が重荷となり、市場予想(0.4%上昇)に反して下落した。インフレ圧力の鈍さが改めて意識されたのも円買い・ドル売りを促した」。
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