海外市況
ダウ反発(21237)「米政府が取りまとめる経済対策への期待から買われた。前日に3000ドル近く下げたこともあり、短期的な反発狙いの買いも入った。ムニューシン米財務長官は17日の記者会見で「米国民に小切手を送るような施策を検討している」と述べた。個人や企業の税金の支払いの先送りなども含まれ、経済対策の規模は1兆ドルになるという。大型の経済対策が景気の一定の支えになると見方につながった。米連邦準備理事会(FRB)は17日、企業が短期資金の調達に使うコマーシャルペーパー(CP)を買い入れる緊急措置を発動すると発表した。資金繰りが厳しくなった企業への支援を好感した買いも入った。ダウ平均は朝方に300ドルあまり下げ、2万ドルを下回る場面もあった。米商務省が17日発表した2月の米小売売上高(季節調整済み)は前月比0.5%減だった。市場予測(0.1%増)を下回り、個人消費の先行き懸念が強まった。世界景気が後退入りするとの見方も広がっており、リスク資産である株式の売りにつながった」、原油続落(26.95)「一時26.79ドルの安値を付けた。新型コロナウイルスによる世界景気の下振れで原油需要が縮小、米政権は経済対策に注力する一方、人の動きを制限する姿勢、(EU)首脳は新型コロナの感染拡大の防止措置として、EU外からの人の流入を30日間禁ずることで合意したと伝わった、サウジアラビアとロシアは4月以降に増産する姿勢を維持しており、需給悪化を見込んだ売りも」、金は反発(1525.8)。債券は反落(利回り上昇1.08%)「一時は1.10%まで上昇した。米政権が1兆ドル規模となる経済対策を検討していることが明らかとなり、米株式相場が大幅に上昇。相対的に安全資産とされる米国債には売りが膨らんだ。大型の財政出動で「国債増発の思惑が出た」(米国債トレーダー)ことも売りにつながった。米連邦準備理事会(FRB)は17日、企業が短期資金の調達に使うコマーシャルペーパー(CP)を買い入れる緊急措置を発動すると発表した。資金繰りが厳しくなった企業を支援するためで、倒産急増による景気下押し懸念が和らいだ。10年債の最低利回りは0.74%だった。2年物国債は前日比比0.15%高い0.51%で取引を終えた」。円安「保有資産をドル現金に換える動き」。日経先物夜間引けは17090。14:15更新市況関連ニュース(03/18_朝) | ||||||||
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