市況
■株続落(28743)。「高止まりする米長期金利、今後の金融政策確認必要と売りが優勢。米雇用指標の改善や米追加経済対策が米議会上院で可決したことを受け朝方は高く始まったが、アジア株の下落などからリスク回避の動きが次第に優勢。ただ、買い一巡後は米長期金利の先行き懸念から売りが強まった。さらに米株価指数先物が下げに転じると、連動するように日経平均も騰勢を弱めた。上海総合指数や香港ハンセン指数も下落、午後の取引開始後すぐに日経平均は下落に転じた。ECBやFRB、日銀の金融政策会合が迫っており、動きが取れないとの声も。金利高への懸念は大だが、経済回復への期待感もあり、一部は高い。原油高を背景に鉱業が上昇したほか、鉄鋼や金融など景気に敏感な業種は上昇した。「2月の大幅上昇の波に乗れなかった投資家の買いも入りやすい」との声も。東証1部の売買代金は概算で2兆9862億円。売買高は15億1102万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は889と、全体の約4割だった。値上がりは1211、変わらずは94銘柄」■債券下落(利回り上昇0.110%)。「米長期金利の上昇基調が続いており、国内債の売りに波及。5日に日銀の黒田東彦総裁の発言を手掛かりに大きく買われており、その反動による売りも。中期債も売りが優勢だった。新発2年債の利回りは前週末比0.010%高いマイナス0.125%、新発5年債の利回りは同0.020%高いマイナス0.075%で推移している。財務省は9日に5年物国債の入札を実施する。市場では「日銀の金融政策の「点検」への警戒はあるものの、足元の利回り水準では一定の需要は見込めそう」(国内証券の債券ストラテジスト)と「無難」な結果を見込む声があった」。
(為替)108.31-108.53のレンジ、17時は108.49近辺。ユーロは128.97/1.1888近辺。国内輸出企業によるドル売り円買い(輸出予約)が円の支えに。
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