海外市況
■ダウは反発(34933)。「FRB議長の議会証言を受けて金融緩和の長期化観測が強まり、株式市場に資金が流入するとの期待。石油株と金融株が売られたのが重荷となり、相場の上値は重かった。下院委員会で証言したパウエル議長は、政策を変更する前に「景気回復が一段と進む必要」と発言。インフレ圧力の高まりは「一時的」とし、緩和的な金融政策が当面続くとの市場反応。14日長期金利は一時1.34%と低下。iPhone増産予想のAppleは2.4%高MS・VISA・ハネウェルも高い。ナスダックは14644」。■原油は反落(73.13)。「サウジとUAEが<減産幅を算出する際の基になるUAEの基準生産量を増やすことで合意>との報道。需要回復の鈍さも売り材料。中国の21年1~6月期の原油輸入量は前年同期比で減少。インド型(デルタ型)の感染が広がり、欧州などが経済行動の制限を再強化し需要回復の遅れの懸念。EIA14日発表の週間石油在庫統計でガソリン在庫が増加、米国需要の減速も警戒」、●金は続伸(1825.0)
■米国債は反発(利回り低下1.34%)。「早期のテーパリング(量的緩和の縮小)観測が後退し、債券に買いが優勢。FRBが朝方に議会証言の冒頭証言の草稿を公表、10年債利回りはじりじりと水準を切り下げ。テーパリング開始の条件とされる「完全雇用と物価安定に向けた著しい進展」について「まだかなりの道のりがある」との指摘。「インフレ加速はいずれ収まるとの見方は変わらず、ハト派姿勢は揺らいでいなかった」との反応。前日は米30年物国債入札の低調な結果を受けて債券売りが強まったが「週初からの一連の入札を通過し、14日は需給悪化への懸念が薄れ買い安心感が広がった」。6月米PPIは前年同月比7.3%上昇もパウエル発言で市場には無影響」。
■日経平均先物夜間引けは、28520。
■(為替)109.94-110.45のレンジ、17時は109.95近辺。ユーロは1.1803-1.1839のレンジ、17時は130.15/1.1835近辺。
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