丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

週報 日経平均(08/12-08/16) 08/11記入

2019-08-11 10:26:18 | 2017年3月~2021年7月
  2019/8/12 から 2019/8/16 まで     記入日 2019/8/11
1.来週の見通し
日経平均   20,000   20,950  
  大阪G20での全面対決・中ロvs米の構図を実は心配していたのだが、下手をすると欧が中ロ側に廻るとの懸念から大阪G20では、(ついでに北とも)融和の政治ショーを演出、次の米中会談に期待を持たせての行動であったのではないか。太平洋分割を期待して(かってのヤルタ会談のようなものだが)対米交渉を始めた中国だったが、2019年5月にはアメリカには全くその気がないことを知り、ここで大逆流となったわけである。かっての日本のようにアメリカの核の傘の下で、安保はすべて米国頼み(まあ戦後の復興自体が米国によるものだったのだけど)「構造協議」を拒否するという選択はありえなかったのとは違い、アメリカが世界分割に応じないのなら、覇権を争う覚悟(ここがどこまで覚悟しているのかいまいち、よくわからないのだが)の中国はあくまで構造協議は拒否、米農産物の購入もしない。こうなるとアメリカは中ロ包囲網を完成させ、台湾・南シナ海で本格的に中国と対峙する必要がでて、極東の防衛ラインは半島から(不沈空母の)日本に後退させても中ロとの対決姿勢を、貿易安保面で鮮明にせざるをえないのではないか。こうなると、沖縄に限らず、北海道・日本本土の防衛力強化、(欧州でも対クリミア中心に軍備力増強するのかそもそも西欧は捨てるという選択もあるのか)、「鉄の壁」のこちら側の経済の浮揚が必須となる。といった展開を妄想しているのだが、いまはちょうどその端境期、お得意の「鉄の壁」はメキシコとの国境ではなく ユーラシア大陸の周りに築く必要があることに、そのうち気づくはずなので、少なくとも日本や豪州の景気もよくなる(壁の位置によっては朝鮮半島同様、欧州(西欧)も外される可能性がある)というような 超大胆な妄想・アメリカの次の時代の選択を前提とすると、まあ、当面は「融和から対決」の歴史的過程で、市場は右往左往せざるをえまい ということで この来週予想となった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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