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米大統領選では激戦5州で開票作業が長引いている。集計の遅い郵便投票や海外駐留の軍人票の扱いが、共和党のトランプ米大統領と民主党のバイデン前副大統領との勝敗のカギを握る。
CNNテレビによると、米東部時間6日午前10時(日本時間7日午前0時)時点で、西部ネバダ州でバイデン氏の得票率がトランプ氏を0.9ポイント(約1万1千票)上回る。観光地ラスベガスを抱える同州最大のクラーク郡は、5日集計分の約5万1千票の開票結果を6日に公表すると発表した。郵便投票の約6万3千票は週末にかけて開票する。
投票日後に届いた郵便投票を有効とする州もある。トランプ氏が1.4ポイントリードする南部ノースカロライナ州は、12日までに届いた郵便投票を有効と認める。バイデン氏が僅差で逆転した東部ペンシルベニア州は、投票日までの消印なら6日までに届いた郵便投票を集計対象とする。軍人や在外有権者の票は投票日の7日後まで受け付ける。急増した郵便投票をめぐる混乱もみられる。ペンシルベニア州アレゲニー郡は投票用紙の誤配送や記入内容の不備などのトラブルで、6日まで開票を一時停止すると発表した。
州によっては、未開票の多い地域が終盤情勢を大きく変える。西部アリゾナ州では州都フェニックスを抱えるマリコパ郡で当日投票した共和党支持者が多く、バイデン氏のリードが1.6ポイントまで縮んだ。得票率が異例の僅差となった南部ジョージア州は、軍人や海外居住者の不在者投票が勝敗を決する可能性が出てきた。約9千票が5日時点で郵便で届いておらず、6日中に到着すれば有効票として扱う。
(*日経 記事より)写真:選挙人20人を抱えるペンシルベニア州では勝敗を左右する郵便投票の開票が続いている=ロイター
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