2019/10/28 | ~ | 2019/11/1 | 記入日 | 2019/10/27 | ||||||||||||||||||||
1.来週の見通し | ||||||||||||||||||||||||
日経平均 | 22,400 | ~ | 23,100 | |||||||||||||||||||||
米株高、円安に支えられ、外人短期筋の買いに23000円をうかがう本邦株式である。短期外人投資家の割安株狙いで、円高や国際情勢の変化でいつ急落してもおかしくないという心配はあるが、すこぶる堅調である。消費増税による個人消費の落ち込みが気になるところであるが、キャッシュレス決済へのポイント還元がかなりの利用に上っているようだ。FRBがさらに利下げに踏み込まざるを得ない状況の中で、日銀がいま出動する必要があるのかは判断の難しいところで、企業業績の底入れ期待・堅調な株価がむしろその出動を妨げ、長期的な日本の景気に悪影響を与えることとなるのかもしれないが、23000円をうかがうような株価の状況で、景気悪化時の財政出動・金融緩和の同時出動時への備え温存のため、現状維持となるのではないか。マイナス金利深堀はただでさえ苦しい地方金融機関の経営を圧迫し、欧州にみられるように、景気悪化の原因以外の何物でもない。と考えるがどうだろうか。量的緩和の再開は、今回は温存とみたい。 | ||||||||||||||||||||||||
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