
海外市況
■ダウは反落(27272)。「FOMCの結果発表を10日に控え、持ち高調整の売り。米経済早期正常化の期待から買われていた金融や資本財、石油株等景気敏感株に利益確定の売り。空輸株が急落し、ボーイングも大幅に下げた。クルーズ船やホテルも安い。金融政策は現状を維持する見通しだが、FRBパウエル議長が会見で「足元の株高をけん制する姿勢を示すかもしれない」との声も。ナスダック指数は3日続伸、9953.75と連日で過去最高値を更新一時は10000台に乗せる場面。フェイスブックとアマゾン、アップルがいずれも3%高。アルファベット(Google)、マイクロソフトも上昇」。■原油は反発(38.94)。「主要産油国の協調減産やリビア産原油の供給減などを受け、需給が締まるとみた買いが優勢。「OPECプラス」は6日の会合で、協調減産を7月末まで延長することで合意した。市場の想定通りだったが、需給悪化の警戒感が後退。リビアの大規模油田が武装グループの攻撃を受けて操業を停止したとの報道も相場の支え。EIAが月次報告で2020年の米国原油生産量見通しを引き下げた。相場は安く推移する場面もあった。GSリポートが「原油在庫の積み上がりと需要の弱さのバランスが変わるまでは、原油価格は持続的には上昇しない」と指摘。上値が重くなる可能性が意識され、売りを促した」、●金は続伸(1721.9)。
■米国債は続伸(利回り低下0.82%)。「米株式市場が反落し、下落基調だった債券には買いが優勢。FOMCの結果発表を10日に控え、持ち高調整の買い。カリフォルニアやテキサスなど経済再開で先行した州で再開後に新型コロナの感染者数が増加。6月に入り14州で1日当たりの感染者が過去最高との報道も。感染の第2波への懸念も債券買いに。上値は重かった。この日実施された290億ドルの10年債入札(銘柄統合)は応札倍率は前回4月から低下。落札利回りは市場実勢を上回り、入札は「軟調」。緊急経済対策で国債発行が増えるなか、需給懸念が上値を押さえた。2年物国債相場は反発0.20%」。
■日経平均先物夜間引けは、22870。
■(為替)FOMCでYCC導入が決定されるとの観測から、金利差縮小期待(といってもすでに十分縮小しているのだが:童子追記)と株高一時足踏みで若干リスクオフの円買い。対ユーロでも円高。
13:45更新
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