2018/11/19 | から | 2018/11/23 | まで | 記入日 | 2018/11/18 | |||||||||||||||||||
1.来週の見通し | ||||||||||||||||||||||||
日経平均 | 21,900 | ~ | 21,100 | |||||||||||||||||||||
金利低下にくわえ先週金曜日、トランプ大統領発言に米中緩和を期待して米株は上昇したが、APEC総会ではペンス副大統領の強硬姿勢、中国側の応酬という展開となった。「中国製造2025」や南シナ海をめぐる覇権争いは、まだ交渉材料ともなっておらず、トランプの口先期待がもう翌日には根も葉もないことだと明確となってしまった。 覇権をめぐる米中の対立は習・トランプ政権が続く限り融和の可能性がない。また、人権をめぐり中国批判を根本的に強めることとなる民主党多数の議会は火にそそぐ油となるのではないかとの懸念はまだ閉会中なので顕現化していない。 その状況下でのAPECでの深刻な対立は先行き懸念を強めるばかりで、やっぱり先週末のトランプ発言はいつもの口先期待表明でしかなかったとがっかりしたのは私だけではなかろう。米中摩擦緩和の甘い期待は禁物と、米金利低下による円高による株安から、「金曜日の日経引け」+200、-600を予想レンジとした。 | ||||||||||||||||||||||||
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