| 2020/7/6 | から | 2020/7/10 | 記入日 | 2020/7/4 | |||||||||||||||||||||
| １．来週の見通し | |||||||||||||||||||||||||
| ドル/円 | 106.00 | ～ | 108.00 | ||||||||||||||||||||||
東京都の感染者がまた100人を超える状況だが、新宿歌舞伎町に集中しているようで、重症化例は少ないとの報道も見受けられる。前回は大騒ぎだった都知事選挙の投開票が５日行われるが番狂わせはなさそうだ。政府(野党協力の挙国一致）・国民の「神対応」でコロナ爆発はなかったように見受けられる日本だが、経済への痛手は大きい。大株主となった日銀の企業ガバナンス上の問題も克服しないと、（海外の）機関投資家を日本株から遠ざける可能性も高い。心配した国際緊張もいまのところ平穏で、マーケットに影響を与える状況とはなっていない。方向感に乏しい、現レベル近辺の「すっきりしない」相場展開が続くのではないか。
| ユーロ／円 | 119.00 | ～ | 121.50 | ||||||||||||||||||||||
倹約４ｹ国の、反対で、まとまらなったEU復興案であるが、特にコロナ被害の大きかったイタリア・南欧では財政政策なしにこれを乗り切るのは不可能だろう。ドイツがまとめ役となっているようだが7月末までは目立った進展は望み薄の状況のように見える。財源確保に新たなEU大企業への課税検討とも報道されており、復興案が進展しても財源確保の方法によっては肝心の欧州経済再生にどこまでプラスとなるのか市場には不満となる可能性もあろう。復興案発表当初とはちがい、たとえ交渉が進展しても、方向感の定まらない相場展開となるのではなかろうか。
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| ２．先週の動き |
6/28からの全人代常務委員会で香港国家安全維持法が成立。7/1の返還記念日には「解散しなければ武力を行使する」とののぼり旗を掲げた完全武装の警察官が「香港独立」や「時代革命」の旗を保有していた香港市民を同法容疑等で逮捕・拘束。370人の身柄を拘束した。ポンペイオ米国務長官は香港の「一国二制度」は完全に崩壊したと述べ、貿易等で優遇している処置を見直すと発表した。中国大陸同様に、香港の「言論の自由」は完全に中国共産党により奪い取られた。しかしマーケットは無反応であった、米中一次合意に変更はなく、対中追加関税等の重い制裁はなく、香港の大陸化をむしろ助長する処置でしかないためと思われる。もっとも、市場は新型コロナ「第二波」懸念に上値は重く、米景気指標の好調が続き、注目の米雇用統計でも非農業部門就業者数が前月比480万人の増加だったが、コロナでも「巣ごもり需要」に支えられるナスダックは1万ごえとなったものの、ダウは26000には届かず独立記念日前の振替休日となった。円は一時108.16の円安値をつけたが、その後は
107円台後半の動きで107.49近辺での越週。ユーロは対円で高値121.44を付けた後120.89近辺での越週であった。
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| 格納ﾚﾎﾟｰﾄ | |||||||||||||||||||||||||
| 200704__00来週の予想 | 有料に移行 | ||||||||||||||||||||||||
| 200704__01a相場を考える.(長期的な経済・政治情勢、の分析・現状認識です) | 有料に移行 | ||||||||||||||||||||||||
| 200704__01b相場を観る.(中長期的な為替・株（日経/NYKダウ）のチャート分析です) | 有料に移行 | ||||||||||||||||||||||||
| 200704__02先週の動き | 有料に移行 | ||||||||||||||||||||||||
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| 20200629_03_経済指標実績 | |||||||||||||||||||||||||
| 20200627_03_一週間分日経メール | |||||||||||||||||||||||||
| 20200706_10_経済指標来週の予定 | |||||||||||||||||||||||||
| 20200706_10_外交安保－時事国際_来週の予定 | |||||||||||||||||||||||||
| 2020 | 年相場の動き | 今後 有料メールサービスに移行 | |||||||||||||||||||||||
| みずほ銀行 「外国為替ダイジェスト」 200629～200703 （本邦祝日は休刊） | |||||||||||||||||||||||||
| 三菱UFJ銀行 Daily Market Report as of200626～200702 （本邦祝日は休刊） | |||||||||||||||||||||||||
