http://mahbow.blog.ocn.ne.jp/blog/
為替週報(12/9-12/13) 2013/12/7記入
1.来週の予想・予定
ドル/円101.00-105.00を予想
雇用統計は予想外の好数字で、来週はFEDの動きに関心が集中、憶測に相場が上下する展開となろう。特に失業率が7.0%におちており、目標の6.5%に接近してきた。緩和継続のために失業率の目標を下げるか、あるいは景気回復が力強いと判断して量的緩和の縮小を始めるかが焦点といえよう。金融当局者の発言が憶測を生む可能性もあろう。
また、北朝鮮が不気味な動きをしており、中国共産党と人民解放軍のあからさまな領土・領海への野心表明で、いままでなぜか親中姿勢をみせていた韓国も日本との関係をどうにかせんといかんという状況となった。かたくなに反日の姿勢を崩さない韓国大統領の半島の平和・韓国の安保への責任ある判断が求められているといえよう。東アジアの平和を守るため、この地域における日米韓の固い同盟関係を再確認すべき時期ではないか。景気指標が市場の予測より低くても、連銀のテコ入れ期待に株価が上昇し円安となるといった相場展開がいつまでも続きはしないだろう。いずれくる調整場面で下値をどれくらいにおさえられるかがその後の展開上大事なポイントと考える必要がある。さて、今週は週末に米雇用指標の発表があり、非農業部門就業者数の増加が前回のような20万人を超えるような好数字となるかが焦点となろう。好数字が続く場合は出口論や目標とすべき失業率(現在の目標は6.5%)の引き下げといったFRBの動きに注意する必要がある。
ユーロ/円139.00-144.00を予想
ECBの理事会後のドラギ総裁会見では、追加緩和には全く言及なく、ユーロは週末ついに対円で141円まで上昇した。かっての、景気も政治も最悪でデフレに侵され、さらに円高で追い打ちを受けていた民主党政権・旧日銀下の日本のような状況とは現在のドイツは異なるが、それはユーロのおかげで、外需頼みができるからに他ならない。ドイツ以外(特に南欧)の状況の改善ができない限り、ドイツもいずれはかっての日本の二の舞となることをメルケルやドイツの政治家がどれだけ正しく認識しているか疑問である。従って、来週もユーロは断崖絶壁の頂上へむかう登り坂をあがっていくのだろう。
2.先週の動き
102.50で週初スタートし円安への動きで始まり円の安値103.38をつけた円/ドルであったが、株価の調整、ボルカールール強化の思惑・雇用統計発表前のポジション調整に円が買われ101.60-70近辺まで戻ったが、雇用統計の予想を上回る好数字(失業率7.0%、非農業部門就業者増加数20.3万人)にドルが買い戻されて102.85での越週となった。 ユーロも対ドルでは同様なうごきであるが、対円でも円・ユーロの高値は138.45と支持線の手前で跳ね返され、円が対ドルでまだ103.50近辺の支持線を抜けられないのに対し、ユーロ/円は138.50近辺の下値を確認後週末には141円近辺での越週とやや対照的な動きとなった。黒田日銀総裁が一段の緩和の可能性をほのめかしたのに対し、ドラギ総裁はなんら緩和のサインを市場に与えられないという事情に負うところが大きいのだろうか。
3.先週の経済指標等
(注意)下線のエクセルファイルは「読み取り専用」です。
①そのまま「読み取り専用」としてお読みください。
②編集等が必要な場合は、ファイル名を変更して保存した上でご使用ください。
③その他通貨の経済指標発表予定・発表値等も組み込んでありフィルターで表示・非表示を変えられます。また、「チャート分析」は「来週の予想・予定」の2枚目のシートに記載しております。
④「先週の経済指標等」は11/23付発行分より シートを数枚に分割し、新聞記事の紹介は見出しのみに変更になっております。
20131207_01来週の予想・予定
20131207_02先週の動き
20131207_03先週の経済指標等
ファイル格納フォルダへのリンク
20131207
為替週報(12/9-12/13) 2013/12/7記入
1.来週の予想・予定
ドル/円101.00-105.00を予想
雇用統計は予想外の好数字で、来週はFEDの動きに関心が集中、憶測に相場が上下する展開となろう。特に失業率が7.0%におちており、目標の6.5%に接近してきた。緩和継続のために失業率の目標を下げるか、あるいは景気回復が力強いと判断して量的緩和の縮小を始めるかが焦点といえよう。金融当局者の発言が憶測を生む可能性もあろう。
また、北朝鮮が不気味な動きをしており、中国共産党と人民解放軍のあからさまな領土・領海への野心表明で、いままでなぜか親中姿勢をみせていた韓国も日本との関係をどうにかせんといかんという状況となった。かたくなに反日の姿勢を崩さない韓国大統領の半島の平和・韓国の安保への責任ある判断が求められているといえよう。東アジアの平和を守るため、この地域における日米韓の固い同盟関係を再確認すべき時期ではないか。景気指標が市場の予測より低くても、連銀のテコ入れ期待に株価が上昇し円安となるといった相場展開がいつまでも続きはしないだろう。いずれくる調整場面で下値をどれくらいにおさえられるかがその後の展開上大事なポイントと考える必要がある。さて、今週は週末に米雇用指標の発表があり、非農業部門就業者数の増加が前回のような20万人を超えるような好数字となるかが焦点となろう。好数字が続く場合は出口論や目標とすべき失業率(現在の目標は6.5%)の引き下げといったFRBの動きに注意する必要がある。
ユーロ/円139.00-144.00を予想
ECBの理事会後のドラギ総裁会見では、追加緩和には全く言及なく、ユーロは週末ついに対円で141円まで上昇した。かっての、景気も政治も最悪でデフレに侵され、さらに円高で追い打ちを受けていた民主党政権・旧日銀下の日本のような状況とは現在のドイツは異なるが、それはユーロのおかげで、外需頼みができるからに他ならない。ドイツ以外(特に南欧)の状況の改善ができない限り、ドイツもいずれはかっての日本の二の舞となることをメルケルやドイツの政治家がどれだけ正しく認識しているか疑問である。従って、来週もユーロは断崖絶壁の頂上へむかう登り坂をあがっていくのだろう。
2.先週の動き
102.50で週初スタートし円安への動きで始まり円の安値103.38をつけた円/ドルであったが、株価の調整、ボルカールール強化の思惑・雇用統計発表前のポジション調整に円が買われ101.60-70近辺まで戻ったが、雇用統計の予想を上回る好数字(失業率7.0%、非農業部門就業者増加数20.3万人)にドルが買い戻されて102.85での越週となった。 ユーロも対ドルでは同様なうごきであるが、対円でも円・ユーロの高値は138.45と支持線の手前で跳ね返され、円が対ドルでまだ103.50近辺の支持線を抜けられないのに対し、ユーロ/円は138.50近辺の下値を確認後週末には141円近辺での越週とやや対照的な動きとなった。黒田日銀総裁が一段の緩和の可能性をほのめかしたのに対し、ドラギ総裁はなんら緩和のサインを市場に与えられないという事情に負うところが大きいのだろうか。
3.先週の経済指標等
(注意)下線のエクセルファイルは「読み取り専用」です。
①そのまま「読み取り専用」としてお読みください。
②編集等が必要な場合は、ファイル名を変更して保存した上でご使用ください。
③その他通貨の経済指標発表予定・発表値等も組み込んでありフィルターで表示・非表示を変えられます。また、「チャート分析」は「来週の予想・予定」の2枚目のシートに記載しております。
④「先週の経済指標等」は11/23付発行分より シートを数枚に分割し、新聞記事の紹介は見出しのみに変更になっております。
20131207_01来週の予想・予定
20131207_02先週の動き
20131207_03先週の経済指標等
ファイル格納フォルダへのリンク
20131207