丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

丙丁童子の為替週報(10/01-10/05)  09/29記入

2018-09-29 16:40:57 | 2017年3月~2021年7月
  2018/10/1 から   2018/10/5         記入日 2018/9/29
1.来週の見通し
  ドル/円   112.50 115.00  
    FOMCは利上げを予想とおり実施、米長期金利は3%台のせとなった。一方で金利あげの打ち止めをも示唆し、株価・景気への配慮も見せ、ダウも堅調な動きとなった。日米貿易交渉も基本的な枠組みで合意、欧州とならんで 中間選挙前組に入ることとなった。 中国は閣僚級交渉を拒否し中間選挙後に焦点をあわせたようで、中間選挙後を意図したかどうかは不明であるがカナダも粘り腰で9月中の合意には至らなかった。当面、トランプの攻撃対象からはずれることの予想される日本は、比較的安定的な日米金利差拡大を反映した円安傾向が続くものと予想したい。また週末の米雇用統計では特にインフレ懸念につながる賃金上昇の数字に注目したい。
   
   
   
   
   
   
   
   
  ユーロ/円   128.50 133.00  
    週央にかけ対円でも上昇していたユーロであるが、週末近くにはイタリアの財政問題報道に急落、来年度予算案をめぐるこれからの動き、イタリア国債の市況、欧州銀行株の動きに目が離せなくなりそうだ。また独下院の院内総務選挙でメルケル側近が敗れるという波乱が起きた。メルケルへの求心力低下は明らかで、今後のドイツの政治動向、仏マクロンとの協調でやっと動き出したユーロ改革の行方にも注意が必要。 (先週の外交安保カレンダーの9/24独仏選挙は2017年に実施されたもので2018年では ありませんでした 私もチェックが不足しておりましたお詫びいたします)
   
   
   
   
   
   
   
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2.先週の動き
  FOMCは予想通り利上げ。国連総会では、昨年と打って変って「北」を外交成果と自画自賛するトランプ大統領、イランが秘密裏に核開発と訴えるイスラエル首相、拉致問題解決の使命達成を掲げる安倍首相、改革のマクロン仏首相といった首脳演説と、同時並行で日米貿易交渉が始まった。米国長期金利は安定的に3%越え、3.1%に迫る場面もあったが、NYKダウは9/21につけた26769.16更新とはならなかったものの26000台をキープした推移となり、遅れて上昇した本邦株が9/24に24286.10と年初来高値を更新し24000越えで越週となった。金利差拡大に円安の展開となった円相場は対ドルで113円台に円安となり113.71と安値圏での越週、対ユーロでは 再度持ち上がったイタリア財政不安に週末は円高に戻し133.12の円安値をつけたあと、131.90での越週となった。こちらも予想通りであったが難航・激化するカナダ・中国とは対照的に日米の貿易交渉の枠組みが発表され、交渉期間内の車関税発動はないとの見通しが発表された。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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格納レポート
    180929__00来週の予想
    180929__01相場を考える.(長期的な経済・政治情勢、および、為替・株(日経/NYKダウ)のチャート分析です)
    180929__02先週の動き
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    20180924_28_経済指標実績
    20180922_28_一週間分日経メール
    20181001_05_経済指標来週の予定
    20181001_05_外交安保-時事国際_来週の予定
    みずほ銀行 「外国為替ダイジェスト」       180924~180928  (本邦祝日は休刊)
    三菱UFJ銀行 Daily Market Report   180924~180928


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