市況
「円高進行を受けて輸出関連株を中心に売りが出て、相場の重荷となった。クリスマス休暇入りを控えて海外勢の売りも出やすかった。円相場が1ドル=109円台前半と円高・ドル安方向に振れ、輸出関連株を中心に売りが広がり、日経平均の下げ幅は120円近くに拡大する場面もあった。決算期末を控えた海外ファンドがクリスマス休暇入りする前に利益確定売りを出したことや、国内の個人投資家が年末を前に節税対策の売りを出したことなども重荷となった。一方で前日の米株式市場でダウ工業株30種平均など主要3指数がそろって最高値を更新し、投資家心理の一定の支えになった。午後には日銀による上場投資信託(ETF)の買い入れ観測が浮上し、日経平均は上昇に転じる場面もあった。長期金利が約9カ月ぶりにプラス圏に浮上すると、保険など金融関連株の一角に買いが入った。」株小幅続落(23816)、「指標となる新発10年物国債の利回りは前日比0.010%高い0.005%で推移している。長期金利がプラスになるのは3月6日以来ほぼ9カ月ぶり。財務省が実施した流動性供給入札が債券需給の緩みを示したと受け止められ、午後に入って債券売りの圧力が強い状態が続いている。国内債市場では売りが先行した。(中略)午後には長期金利が上げ幅を縮小し、ゼロ%に戻す場面があった。20日は国債の大量償還日にあたり、金融機関は手元の資金に余裕がでている。「目先の資金の置き場として、プラス利回りとなった10年債には買いが入りやすい」(国内証券のマーケットエコノミスト)という。もっとも「積極的な買い材料がない中では、金利のじり高に歯止めがかかりづらい」(国内証券の債券ストラテジスト)との声もあり、長期金利は15時前に再びプラス圏に浮上した。」債券下落(利回り上昇ープラス0.005%)市況関連ニュース(12/20_夕) | ||||||||
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