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アマゾン・ドット・コム、アップル、グーグルの米IT(情報技術)大手3社がインターネットにつないで使う家庭機器を対象とした共通の通信方式を作ることを決めた。2020年後半に技術仕様を公開する計画だ。通信方式を一本化することで消費者や機器を開発・製造するメーカーの利便性を高め、技術の普及を加速する。米国を中心に監視カメラやエアコンの制御装置、照明器具といった家庭で使うネット接続機器が普及してきたが、機器間の通信方式が異なっていた。「グーグルの人工知能(AI)スピーカーと組み合わせて使うには、グーグルに対応した製品が必要」といった状況になり、消費者の負担になっていた。新たな通信方式はインターネットの技術を基盤とし、まず無線通信のWi-Fiなどを通じて使えるようにする方針だ。アップルの「ホームキット」など既に各社が個別に実用化している技術を活用することで開発に必要な時間を短縮するとしている。新たな通信方式を広く公開し、利用を希望する企業が無償で使えるようにする予定だ。米調査会社のIDCによると、監視カメラや照明器具、AIスピーカーといったスマートホームデバイスの世界出荷台数は23年に15億5740万台に達する見通しだ。19年の見通しより約9割多い水準となる。スマートフォンなどに続く成長分野のひとつとして注目を浴びているが、通信方式が乱立することにより混乱が生じるとの見方も浮上していた。(日経 記事より)
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