市況
■株続落(28279)。「新型コロナウイルスの感染拡大が重荷として意識される中で、海外景気の先行きに対する懸念が根強く売りが優勢。円高・ドル安が進んだことも自動車や機械といった輸出関連株の下げに。中国の4~6月期の実質国内総生産(GDP)は前年同期比7.9%増だった。6月の工業生産や小売売上高なども発表され、堅調な消費や輸出が確認されたものの、先行きの減速への警戒は根強く、日本株市場では買い材料とならなかった。議長の議会証言を受け、緩和的な金融政策が長期化するとの見方が強まった。ただ、米株式市場では主要な指数が高安まちまちとなったことで、日本では積極的に売買を手掛ける材料にはなりにくかった。午後には台湾積体電路製造(TSMC)が発表した4~6月期決算では純利益が前年同期比11.2%増だった。市場予想を下回ったことが嫌気され、東京市場の半導体関連銘柄では東エレクやスクリンが下落に転じた。アドテストは上げ幅を縮めた。東証1部の売買代金は概算で2兆1142億円。売買高は9億7117万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1839と、全体の8割を占めた。値上がりは279、変わらずは74」。■債券堅調(利回り低下0.010%)。「FRBは金融政策の正常化を急がないとの見方が強まった。米長期金利の低下につれ、国内債にも買い。超長期債への買いが目立った。新発20年物国債の利回りは前日比0.020%低い0.380%と、2020年12月25日以来およそ7カ月ぶりの低水準をつける場面があった。新発30年債利回りは同0.025%低い0.640%と約1カ月ぶりの水準に低下した。財務省が実施した残存期間「1年超5年以下」の国債を対象とした流動性供給入札では、応札額を落札額で割った応札倍率が4.83倍と前回(5月7日、4.53倍)を上回った。投資家から旺盛な需要が確認されたのも需給の引き締まりを意識させ、債券相場の支えとなった」。
(為替)109.75-110.02のレンジ、17時は109.78近辺。ユーロは1.1822-1.1846のレンジ、17時は129.94/1.1835近辺
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