海外市況
■ダウは続落(23247)。「パウエルFRB議長が13日朝の講演で新型コロナによる米景気の下振れリスクを強調。銀行やハイテク株など幅広い銘柄に売り。議長は「景気悪化の範囲やスピードが近年で前例がなく、第2次世界大戦後のどの不況に比べても深刻」と指摘。「見通しが従来よりも悲観的で市場の景気懸念を強めた」との声があった。米国で経済活動を再開した一部の州では再び感染者が増加しているとの報告もあり、感染の「第2波」が起きかねないとの懸念が浮上。13日は首都ワシントンの市長が、15日が期限だった外出規制を6月8日まで延長」。■原油は反落(25.29)。「FRB議長が米景気の下振れリスクを指摘し、原油需要の低迷が続くとの見方。議長は13日朝の講演で、景気の落ち込みを指摘し、先行きの不透明感を強調。米株式相場が大きく下落し、投資家が運用リスクを避け、株と同様に高リスク資産とされる原油を売る動き。13日発表の週間の石油在庫統計で原油在庫は市場予想に反して減った。ほぼ4カ月ぶりの減少となり、発表直後には買いが優勢。ただ、石油精製の設備稼働率は68.9%と前週から低下。需給改善には時間がかかるとの見方が広がり、買い一巡後は売りに押された。」、●金は続伸(1716.4)
■米国債は上昇(利回り低下0.65%)。「議長は、生産性や所得の長期停滞を避けるために「追加の政策手段が求められるだろう」とも述べた。経済活動再開州での第二波懸念もあり、米景気回復への不透明感が意識された。ダウ工業株30種平均が一時700ドル近く下げたことも、相対的に安全資産とされる米国債の買いを誘った。債券相場は上値が重くなる場面もあった。米財務省が実施した30年物国債の四半期定例入札で応札倍率が前回から低下し、落札利回りも市場実勢を上回った。入札後に30年債利回りが水準を切り上げ、10年債利回りも連れて上昇した。20日には34年ぶりとなる20年債の入札も控えており、需給悪化が意識された。2年物国債相場は横ばい。利回りは前日と同じ0.16%で取引を終えた。議長が講演で「マイナス金利」の導入を否定し、上値は重かった」。
■日経平均先物夜間引けは、20130。
■(為替)対ユーロでドル上昇するも対円では円高。議長のマイナス金利否定がドル買いの材料視。
13:00更新
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