市況
■株大幅続伸(27,568)。「1990年8月以来の高値を更新。2万7000円を超え短期筋による買い。上昇幅は一時約750円にまで広がった。朝方から米追加経済対策の成立を好感する買いが入り、短期筋による先物買が入った。取引開始直後に2万7000円を超えた。上昇に一段と弾みが付いたのは、2万7200円を超えたあたりからだ。「バブル後の戻り高値の水準を超えたことで、機械的に先物への買い」年末年始で薄商いとなったことも日経平均の急騰に。外国人投資家以外には不在で「売る主体が少なかった」。先物が上昇する中、指数への寄与度が高い値がさ株などと併せて買いの対象となったのが空運。コロナ禍を背景に信用取引の売り残が膨らみがちだった空運が買い戻された。「機関投資家は持たざるリスクを意識している」。もっとも「先物主導で、買われたというよりは指数だけが自然に上がっていったというイメージ」、市場参加者が戻ってくる年明けには利益確定売りに押されやすくなるとの見方も。2万7000円を大きく上回ったが、この価格帯での売買実績にも乏しく、「まだ値固めはできていない」東証1部の売買代金は概算で2兆2042億円。売買高は10億2087万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1814と、全体の8割強を占めた。値下がりは316、変わらずは46銘柄」■債券よこばい(利回り0.015%)。「株高は債券売り材料。もっとも新発10年物国債は午後になって売買が成立していない。年末を控え市場参加者が少なく、取引は閑散。超長期債には売りが出た。新発40年物国債の利回りは前日比0.010%高い(価格は安い)0.690%を付けた。」
(為替)103.62-103.81のレンジ、引けは103.68近辺。ユーロは126.95/1.2239近辺。
(童子追記)本日のアジア時間帯で日本株以外で大きく上げたのはニュージーランド株、FTSE(英国)。中国株は香港株があげたものの上海株は反落。どの国も金融緩和でマネーがじゃぶじゃぶの現状、上げも下げも動きの速そうな市場にリアルタイムでマネーが集中・離散する傾向が今後も強まる可能性は高いのではなかろうか。底流の投資の動きとは別物と思ったほうがいいのではなかろうか。
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