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米大統領選は29日夜(日本時間30日午前)、1回目のテレビ討論会を開催する。共和党現職のドナルド・トランプ大統領(74)と民主党候補、ジョー・バイデン前副大統領(77)が初の直接対決に臨む。27日にはトランプ氏の納税記録を巡る新たな疑惑も浮かび、両候補の舌戦が熱を帯びる。
「私は多額の税金を支払ってきた。フェイクニュースだ」。トランプ氏は27日、ホワイトハウスの記者会見でこう語気を強めた。2016年の当選前の15年間のうち、10年分の所得税を連邦政府に納めていなかったとの米紙ニューヨーク・タイムズの報道を否定した。同紙によると、当選した16年と就任1年目の17年の納税額は各750ドル(約8万円)にとどまったという。1970年代以降の大統領の慣例だった納税記録の開示をトランプ氏は拒否し、民主党は納税逃れのため不適切な取引があったとの疑惑を投げかけてきた経緯がある。もっとも、同紙は現段階で違法性に関しては明らかにしていない。
米CNNはトランプ氏の納税逃れ疑惑が、ウィスコンシンやペンシルベニア、ミシガンなどの激戦区「スイング・ステート(揺れる州)」のブルーカラー層の支持に影響を与えると分析している。トランプ氏が支払った年間わずか750ドルの納税額が多くの一般の米国人の納税額よりも少ないことをあげ「飛行機やゴルフ場を所有する人物の負担として正当なのだろうか」と指摘している。29日から計3回の討論会は選挙情勢を変える可能性もある終盤戦の天王山だ。初回は中西部オハイオ州クリーブランドで開かれ、(1)両候補の歩み(2)連邦最高裁判所(3)新型コロナウイルス(4)経済(5)人種と暴力(6)選挙の正当性――の6テーマを15分ずつ、計90分討論する 以下略
(*日経記事より)写真:トランプ米大統領(右)とバイデン前副大統領は29日のテレビ討論会で初の直接対決に臨む=AP
その他ニュース(09/29_夕) | ||||||||
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