旧為替週報 20120901

2012/9/3

から

2012/9/7

まで

記入日

2012/9/1

１．来週の見通し

ドル／円

78.00

79.10

～

来週末発表の「雇用統計」に注目が集まる中、現在までにポジションの大きな偏りも解消されていると予想、狭いレンジ内の膠着相場展開を予想する。 大統領選挙前にQE3発動があると見る向きも多いが、よほどの雇用悪化がないかぎり、「中銀の中立性」と「FRBの品格」を信じ、大統領選挙投票終了までは追加緩和（QE3発動）はしないと読みたい。来週末発表の「雇用統計」とりわけ非農業部門就業者数の増減に注目したいが、予想値を大きくはずれないかぎり、一時的なインパクトはあっても持続的なものではなかろう。

ユーロ／円

97.00

99.10

～

咽喉の熱湯をなんとか飲み込んで安定しているユーロだが、 出口のみえないトンネルの中をおっかなびっくり綱渡りを続けている状況に変わりはない。 50兆円とも100兆円ともいわれるスペイン銀行の不良債権の残高も不明で、（不良債権残高は、日本のバブル後の最高残高で43兆円だった）日本のバブル破綻直後同様、最初のうちは銀行だけで、いやスペインだけで解決できると見栄を張っていた。ドイツ等も実情はスペインどころか、直近のギリシャだけで手一杯というのが現状で、「お前はもう死んでいる」状況をマーケットがいつ正視するかの問題でしかないようにも思える。Inｓ通貨の復元等、為替調整の可能な根本策を発表・実施しないとユーロ自体が崩壊するのではないか心配である。

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20120901（記入日）

格納ﾚﾎﾟｰﾄ

20120901

_01来週の予想　予定

20120901

_02先週の動き

20120901

_02先週の経済指標等