2019/9/30 | ~ | 2019/10/4 | 記入日 | 2019/9/29 | ||||||||||||||||||||
1.来週の見通し | ||||||||||||||||||||||||
日経平均 | 21,500 | ~ | 22,300 | |||||||||||||||||||||
NY株の一進一退に歩調を合わせるような動きであった。週末には配当権利落ち分約160円の下げをカバーできず22000円割れでの越週となった。日米貿易協議が決着、米農産物の輸入に関してはTPPレベルでの合意、自動車については首脳間で「追加関税は課さない」との合意となった。為替条項は盛り込まず、数量規制の導入もなく、とりあえずはめでたしであった。米中(欧米)での激しいツバぜりあいに比べれば意外にすんなりと決着したのではないか。海外短期筋のドル資金運用で、為替スワッププレミアムを利用した、割安日本株物色は若干勢いを落としたとはいえ、まだ旺盛に思える。ただ、消費増税で国内景気(特に個人消費)の落ち込みが心配ななか、意外な助っ人に気をよくして油断していると彼らが日本株から手を引いた時の反動も大きい。地道に企業業績をあげ、日本の雇用安定・国内需要喚起のため、日本国内に生産を回帰する努力が日本企業・政府に求められるのではないか。外需頼みはこの世界情勢の中では、あまりにリスキーだろう。地道に注力すべきは 内需の回復・維持ではないか。 | ||||||||||||||||||||||||
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