市況
■株反発(22512)。「前日の米株式相場の上昇を受けて運用リスクを取りやすくなった個人投資家の買いが優勢だった。一方、上値追いの材料には乏しく、機関投資家や海外投資家は積極的な取引を見送った。3月期末の配当金の受け取りや、今週再開した新規株式公開(IPO)が好調な滑り出しとなったことで含み益の拡大した個人は多いようだ。個別株の信用買いに加え、回転の早い個人マネーがIPO銘柄から東証1部のGMOクラウドなどクラウド関連銘柄に向かった。全体の商いは盛り上がりに欠いた。「企業の破綻リスクや、株価と実体経済との乖離(かいり)が広がっているのを警戒した機関投資家などは上値追いに慎重になっている」(国内証券の日本株担当者)という。JPX日経インデックス400は3日ぶりに反発した。終値は前日比133.11ポイント(0.95%)高の1万4212.17だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、15.52ポイント(0.99%)高の1577.37で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆386億円。売買高は11億3795万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1614と、全体の約7割を占めた。値下がりは496、変わらずは58銘柄だった」。■債券堅調(利回り低下0.005%)「新型コロナウイルス感染の再拡大への警戒が安全資産とされる債券の買いを誘った。一方で、日経平均株価の上昇で利回りの低下は限定的だった。日本時間26日にトランプ米大統領がツイッターで経済活動の停止に否定的な見方を示したが、債券相場の目立った材料にはならなかった。7月以降の国債増発や、日銀が30日に発表する7月の国債買い入れオペ(公開市場操作)の運営方針を見極めたいとの雰囲気が強い。持ち高を傾ける動きは限られ、膠着感が強かった」。
(為替)107円近辺で小動き106.95-107.23のレンジ、対ユーロでも若干の円高
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