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「ロシアの狙いは米国のシェールオイル企業に打撃を与えることだ」米調査会社SVBエナジー・インターナショナルのサラ・バクショウリ社長は、4月以降の石油輸出国機構(OPEC)との協調減産強化を拒否したロシアの判断を「賢い」と評価する。原油価格が下がり、シェール企業の損益分岐点に近づいた現状をみて、ロシアはサウジアラビアが率いるOPECとの決別を決めたというわけだ。(中略)ロシアは高コストのサウジに付き合うより、相場下落で自ら傷を受けながら「強敵」に育ったシェール企業を攻撃する方が得策だと判断した。新型コロナウイルスの感染拡大による需要の急減見通しが、背中を押した。(中略)硬い岩盤層にとじ込められた石油を掘削と化学的な手法で取り出すシェール企業は、米国を日量1500万バレル(18年、英BP資料)の世界一の産油国に押し上げた。同1200万バレルのサウジが2位、同1100万バレルのロシアは3位につける。米国はOPECプラスの枠外だ。(*日経記事より) (図は、日本でも商業生産が始まる「シェールオイル」:「福米沢油田」のシェールオイル掘削方法(画像をクリックすると拡大)。出典:石油資源開発)
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07_*〈変わる中東 「石油後」の足音(上)〉 OPECの「落日」鮮明 | ||||||||
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