
市況
■株反発(23247)。「ハイテク株などを中心に前日の米株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、半導体関連株などに買い。一方で上値では利益確定売りも出やすく、取引時間を通して小幅な値動きにとどまった。1日発表の8月の米ISM製造業景況感指数が市場予想を上回り、米景気の回復期待が強まった。米アップルが今秋発売する新製品について堅調な需要見通しを示し、関連銘柄を物色する動きも広がった。安倍首相の後継を選ぶ自民党総裁選については、菅官房長官が夕方に記者会見を開いて正式に出馬表明する予定。すでに支持する派閥が多く優勢、市場では安倍政権の経済政策や金融政策が引き継がれる可能性が高まり、相場の支援材料との見方。もっとも、日経平均は新型コロナの感染拡大で株価が急落する前の水準に近づいており、高値警戒感から利益確定売りも出やすかった。日経平均株価の高値から安値を引いた日中値幅は116円58銭と、8月14日(115円94銭)以来約3週間ぶりの小ささだった。東証1部の売買代金は概算で1兆8785億円。売買高は9億7648万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1228と、全体の6割弱を占めた。値下がりは846銘柄、変わらずは97銘柄だった」。■債券堅調(利回り低下0.040%)「FRBのブレイナード理事が追加の金融緩和に前向きな姿勢を示したのを材料に米金利が低下し、国内債には買いが優勢。長期金利は一時0.035%をつけたが、低下の勢いは限られた。前日の10年物国債入札は、先回り的な買いで直前に利回りが下がったことで「低調」な結果となった。ゼロ%に近い水準では投資家の需要が鈍るとの見方が強まり、2日も金利が低下する場面で持ち高調整の売りが出た。中期債も買いが優勢で、新発5年物国債の利回りは前日比0.005%低いマイナス0.080%をつけた。一方、新発30年債利回りは前日と同じ0.610%で取引された。財務省は3日に30年物国債入札を実施する。前回の30年債入札が低調な結果となったのもあって警戒感が根強く、超長期債の買いは限られた」。
(為替)円は105.86-106.13のレンジ。17時は106.07近辺。ユーロは昨日のNYで対ドル1.2の高値を付けた、利食いの売りに押され、17時は125.93/1.1872近辺と昨日よりは円高。
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