その他ニュース
米連邦準備理事会(FRB)は30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を0.25%引き下げ、7月、9月に続く3会合連続の利下げに踏み切った。貿易戦争のリスクを警戒し、金融緩和で景気悪化を未然に防ぐ。ただ、声明文では先行きの金利政策を「適切に見極める」と表現するにとどめ、利下げはいったん打ち止めとの考えもにじませた。(中略)FOMCは短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を、年1.75~2.00%から1.50~1.75%に引き下げた。投票メンバー10人のうち、2人の地区連銀総裁は7月、9月に続いて反対票を投じ、FOMC内の意見は割れたままだ。(中略)声明文では米景気について「経済活動は緩やかに拡大しており、労働市場は力強い」とも指摘した。(中略)FRBは1990年代後半にも、グリーンスパン議長時代に「予防的利下げ」に踏み切ったことがあり、当時も利下げ幅は合計0.75%だった。現在は政策金利が既に1%台半ばまで下がっており、現体制も予防的な利下げは小幅にとどめ、景気後退期の政策余地を残す必要があるとみる。もっとも、米景気の先行きはトランプ米政権が仕掛けた貿易戦争次第といえる。中国との「部分合意」に近づくものの、企業心理が持ち直して輸出や設備投資が回復するかは見通しにくい。景気の下振れリスクが強まれば、FRBがさらに金融緩和を迫られる。(日経 記事より)
その他ニュース(10/31_朝) | ||||||||
国際 | ||||||||
企業 | ||||||||
10_Asia300 オラム、ベトナム輸出基地 中国向けリスク回避 シンガポール農産物商社、栽培から加工まで一貫(日経) | ||||||||
IT | ||||||||
国内 | ||||||||
市場 | ||||||||