市況
■株反発(28946)。「朝方は利益確定売りが先行して下げ幅を250円近くまで広げたが、ワクチンの接種進展を期待した買いが次第に優勢。景気敏感株のほか、原油相場の上昇を受けて資源株にも買いが入り、上げ幅は一時200円に接近。国内では高齢者のワクチン接種が進んでおり、21日からは職場などでの一般向け接種も始まる見通し。欧州連合(EU)が日本発の渡航を解禁する見通しとも伝わり、経済活動の正常化が意識されるなかで「陸運や空運などアフターコロナを見据えた物色が広がった」。午後には値動きの堅調さをみてヘッジファンドなど短期筋の買い戻しも誘い、日経平均は心理的な節目の2万9000円に乗せる場面があった。ただ本格的に戻りを試すには手掛かり不足で、その後は利益確定や戻り待ちの売りが上値を抑えた。市場では「4日公表の5月の米雇用統計の結果を見極めるまでは、方向感の乏しい展開になりやすい」との見方が多い。東証1部の売買代金は概算で2兆7747億円。売買高は12億4876万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1259と、全体の約6割を占めた。値下がりは842銘柄、変わらずは92銘柄」。■債券堅調(利回り低下0.075%)。「米国の金融緩和策が長期化するとの見方から日本国債にも買いが優勢。1日には業者間の売買を仲介する日本相互証券で約11カ月ぶりに終日取引が未成立となり、2日も15時になってようやく商いが成立するなど市場は閑散。超長期債には売りが目立った。新発30年物国債の利回りは前日比0.010%高い0.690%と、4月6日以来およそ2カ月ぶりの水準に上昇した。新発20年債の利回りは前回取引のあった5月31日に比べ0.010%高い0.455%」。
(為替)109.47-109.78のレンジ、17時は109.77近辺。ユーロは1.2198-1.2226のレンジ、17時は133.94/1.2200近辺(日銀「外国為替市況」より)
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