海外市況
■ダウは反発(30,173)。「英国で新型コロナウイルスのワクチン接種が8日に始まり、経済活動の正常化が進みやすくなるとの見方から買いが優勢となった。ただ、米国の追加経済対策を巡る協議で目立った進展がみられず(米与野党は1週間のつなぎ予算を成立させ、18日を新たな期限とし、新予算と経済対策の協議を継続するという)、相場の上値は重かった。米食品医薬品局(FDA)は8日、従来は2回の接種が必要とされたファイザー&ビオンテック社のワクチンが、1回でも一定の予防効果がみられたと示した。承認を決めるFDAの諮問委員会を10日に控え、米国でも早期に使用されるとの期待を強めた。ダウやスリーエム(3M)、インテル、石油株などが上昇。ただ、相場の上値は重かった。米国の追加経済対策の協議で、企業がコロナ感染の賠償訴訟を受けた際の免責や、州と地方政府への支援などを巡って与野党の意見がまとまっていないと8日に伝わった。年内に合意するとの観測が有力だが、協議の成り行きを見極めたいとの雰囲気から積極的な買いは手控えられた。ナスダックは12,582.774最高値更新」。■原油は続落(45.60)。「コロナ禍拡大とリビア増産。リビアなどの増産を受けて11月の石油輸出国機構(OPEC)加盟国の原油生産量が日量2521万バレルと6カ月ぶりの高水準となったとの報道。内戦下で生産が低迷していたリビアはOPECプラスの協調減産の対象外で、さらに生産が増える可能性が意識された」、●金は続伸(1874.9)。
■米国債は横這い(利回り0.92%)「コロナ禍拡大懸念に朝方は債券には買いだったが、株価上昇に伸び悩み。英国と欧州連合(EU)の間ではEU離脱を巡る協議が続いている。ロイター通信は8日、ジョンソン英首相が「交渉を断念し、合意なき離脱を意識せざるをなくなるかもしれない」と報道。離脱を巡る不透明感の強さも米国債買いにつながった。買い一巡後は株価上昇を横目に債券には売り」。
■日経平均先物夜間引けは、26,570。
■(為替)104.03-104.20のレンジ、17時は104.15近辺。ユーロは1.2100-1.2134のレンジ、17時は126.10/1.2115近辺。ZEWの12月のドイツの景気予測指数が市場予想を上回り、ユーロは下げ幅を縮小する場面もあった。12:50更新
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