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先に来日した中国国務委員兼外相の王毅(ワン・イー)は、2日間の短い日本滞在中、沖縄県の尖閣諸島を巡って、あえて「くせ球」を連投した。これに無防備に引っかかると三振に追い込まれかねない。「王毅発言に明確に反論を」。会談した外相、茂木敏充は与党自民党のほか、日本共産党からまで批判を浴びた。外務省も日中外相会談での茂木発言発表に関して、実際にはもっと「強い懸念」を伝達していた、と翌日になって訂正する事態に追い込まれた。裏では奇々怪々の駆け引きが演じられていた。(以下小見出しのみ 原文を)
●「仕方なく必要な反応」という巧妙な論理
●中韓は外務・国防「2+2」の成果
●東京五輪と北京冬季五輪の協力
(*日経 記事より)写真:日中首脳会談を前に握手を交わす習主席(右)と当時の安倍首相(2014年11月10日、北京の人民大会堂)=代表撮影・共同
(童子追記)王毅はバイデン次期政権を意識し、オバマ時代の「大国外交・米中による太平洋東西分割」への復帰を促し、尖閣を持ち出し日本に揺さぶり、韓国とは「中韓軍事同盟」まで持ち出した。王毅の言動にみられる狡猾な中国共産党の外交には要注意だ。コロナを世界にばらまいた中国共産党とのオバマ外交復活は、日本共産党だけでなく、米国民・世界人民が許さない。バイデンもオバマ外交選択は「政治生命の終息」をもたらすことをしっかり認識すべきだろう。ベンガジ事件で全世界に嘘をつき、公人としての資質さえ疑われたスーザンライスを外したのはその意識の表れとみるが、今後も米中の丁々発止の本質を見極めるようその報道には要注意だ。
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