海外市況
新型コロナウイルスによる肺炎の拡大が世界の企業業績に影を落とし始めた。純利益は2019年10~12月期に前年同期比16%増と5四半期ぶりにプラスに転じたものの、20年1~3月期は5%増と急減速する見通し。中国は16%減益となる予想だ。日本は製造業を中心に下方修正が相次ぐ。投資家からは業績回復の腰折れ懸念が浮上している。(中略)中国では自動車メーカーの業績への懸念が特に強い。新型肺炎による生産や営業活動の停滞が響き、1月の中国の新車販売は前年同月比で18%減った。電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)は42.7%減少した。米国では産業用機器大手エマソン・エレクトリックが新型肺炎による下振れリスクを示した。中国国内の工場稼働率は5割程度にとどまり、主要な部品調達元もフル操業にはほど遠い。デビッド・ファー最高経営責任者(CEO)は「1~3月期に7500万~1億ドル(約81億~109億円)の売上高減少が見込まれる」と述べた。日本企業は10~12月期に12%減益と、金融危機以来となる5四半期連続の減益となった。1~3月期は会社予想ベースで6%減の見通しだ。新型肺炎に加え、中国や韓国の追い上げで製造業の国際競争力が低下しているという構造問題がある。純利益に占める製造業のシェア(5年平均)が、日本は45%と海外平均(38%)よりも高い。(*日経 記事より)14:15更新関連ニュース(02/17_朝) | ||||||||
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