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2019/7/1 |
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2019/7/5 |
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記入日 |
2019/6/29 |
1.来週の見通し |
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ドル/円 |
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107.50 |
~ |
110.50 |
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米中首脳会談では、「交渉継続、第四弾追加関税は当面発動延期」となったようだ。トランプの会見が中継されているが、発言内容は次期大統領選挙を意識したもので、いかに自分が米国の国益に尽くしているかを強調、移民問題を筆頭に米国内政以外は発言しなかった。米中摩擦や朝鮮問題を質問されると、「話し合う」というだけで、回答は具体的な方策につき合意は何もなかったことを裏付けるものでしかないように思われる。(北朝鮮問題(38度線で面会?)・華為問題と日米安保条約に関する発言はその中では注目に値する)外交問題や世界情勢への質問に正面から答えようとしていないように見えるのは、そもそも関心がなく、外交戦略の立案は自分の仕事と考えていないのではなかろうか。トランプ政権ではイランコントラ後継者やボルトン・ライトハイザーが軍事・通商・外交戦略の担い手であるということは肝に銘じておく必要があるのではないか。予想された最悪の事態は避けられたという一点で来週(初)は戻り相場の展開を予想する。来週末の雇用統計は好数字でも金利上昇要因とはならず、悪化すれば金利下げ要因として作用するのであろうが、すでに2%近辺まで低下したドル金利が一段の下げを見せるにはそれなりの要因が必要なのではなかろうか。 |
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ユーロ/円 |
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122.00 |
~ |
125.00 |
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7/7のギリシャ総選挙に向けた。財政規律の論議、移民問題への対応が話題に上る可能性が大きい。またドイツ銀行の大規模リストラ計画、EU首脳・ECB総裁人事にかかる報道に市場が動くこともありえよう。深堀されたマイナス金利がドイツ経済に与える悪影響がユーロ安を享受しているドイツ自動車産業にどのような影響を及ぼすかも注目。すでに隠居扱いではあるが、公式の場で2度もみせたメルケル首相の突然の「ふるえ」も気になるところである。独伊等のユーロ圏内の国債の利回り格差にも注意が必要に思われる。 |
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当資料は情報提供のみを目的として作成したものであり、特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。当資料は信頼できると判断した情報に基づいて作成されていますが、その正確性、確実性を保証するものではありません。ここに記載された内容は事前連絡なしに変更されることもあります。投資に関する最終決定は、ご自身の判断でなさるようにお願い申し上げます。また、引用等別段の記載ないかぎり、当資料の著作権は著者「丙丁童子」に属しその目的を問わず無断で引用または複製することを禁じます。 |
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2.先週の動き |
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米金利の先行きと週末の米中首脳会談の思惑に神経質な動きを続けた一週間であった。米金利については、一部に7月に0.5%下げとの観測もあったが、FRB理事が0.5はいきすぎ、パウエル議長も現在の市場は「過剰な」期待と発言。米中首脳会談については、ムニューシン財務長官が90%は合意(できかけていた?)と発言、一方で米高官が「交渉継続がせいぜいで、合意は過剰期待」と発言したとの報道もあり、期待と警戒が交錯する展開となった。また、イランが米の無人攻撃機を撃墜し緊張の続く中東情勢(米のサイバー攻撃、イランの低濃縮ウラン生産加速)も今後の展開が予測し難い。株は何とか21000円台をキープ、高値21338安値21035で、週末は21199の引け。円は円高値106.78円安値108.16週末は107.91での引けとなった。 土曜日13:30中国国営TVの報道(NHKの速報)によると,米中は「交渉再開・追加関税第四弾の実施は見合わせ」となったようである。 |
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レポート格納フォルダへのリンク 丙丁童子の為替レポート(週報)
格納レポート |
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190629__00来週の予想 |
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190629__01a相場を考える.(長期的な経済・政治情勢、の分析・現状認識です) |
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190629__01b相場を観る.(中長期的な為替・株(日経/NYKダウ)のチャート分析です) |
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190629__02先週の動き |
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20190624_28_経済指標実績 |
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20190622_28_一週間分日経メール |
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20190701_05_経済指標来週の予定 |
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20190701_05_外交安保-時事国際_来週の予定 |
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2019 |
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年相場の動き |
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みずほ銀行 「外国為替ダイジェスト」 190624~190628 (本邦祝日は休刊) |
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三菱UFJ銀行 Daily Market Report as of 190621 ~190627 |