市況
■株反落(27,444)。「今週に入ってからの2営業日で900円超上昇していたため、急ピッチの上値追いに高値警戒感が強まって利益確定売りが優勢だった。ただ押し目買い意欲も強く、午後には上昇に転じる場面も。日経平均の年間の上昇幅は3787円55銭で、2013年(5896円13銭)以来の大きさだった。上昇率は16%と、前年(18%)をやや下回った。前日には心理的な節目の2万7000円台を回復し、約30年4カ月ぶりの高値を付けていた。目先の達成感や短期的な過熱感を意識した売りが出やすかった。東京株式市場があすから4日間の休場に入るのを前に、手じまい売りも出た。ただ、年明け以降の上昇相場の継続を期待した押し目買い意欲も強く、後場には一時上昇に転じた。市場では「年末の薄商いのなかで、日銀による上場投資信託(ETF)買いが相場を押し上げた」との見方もあった。午前の東証株価指数(TOPIX)は前日比0.67%安で、日銀がETFに買いを入れると相場がみている水準(0.50%安)に達していた。東証1部の売買代金は概算で1兆9606億円。売買高は8億7819万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1507と、全体の約7割を占めた。値上がりは607銘柄、変わらずは73銘柄」■債券ほぼよこばい若干軟調(利回り0.020%)。「株若干安で債券には若干買いも入るが、年明けには財務省による10年債の入札を控える。年末とあって持ち高を調整する目的の売りも出やすかった。中期債は売りが優勢だった。新発5年債の利回りは前日に比べ0.005%高い(債券価格は安い)マイナス0.110%と7日以来およそ3週間ぶりの高水準を付けた。日銀が28日に発表した1月の国債買い入れオペ(公開市場操作)方針で、残存期間「1年超3年以下」の買い入れ予定額の範囲を引き下げたのが売り材料になったとの見方があった」
(為替)103.26-103.58のレンジ、引けは103.31近辺。 ユーロは126.75/1.2267近辺。
市況関連ニュース(12/30_夕) | ||||||||
日経平均 | ||||||||
新興株 | ||||||||
アジア300 | ||||||||
本邦国債 | ||||||||
為替17時 | ||||||||
欧州国債 | ||||||||
上海株 | ||||||||
人民元 | ||||||||
日経市況 | ||||||||
Reuters | ||||||||
市場記事 | ||||||||
その他 | ||||||||